2019-1-23 市成古道分岐その2、鉄塔巡視路

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2019年1月23日(水) 市成古道分岐その2、鉄塔巡視路
 1月7日に歩いた市成いちなり古道で南に向けて分岐があったので、どこに続いているのか、また鉄塔の巡視路をできるだけ歩いてみることにしました。標高80mほどの山ですが、山中には東西南北に古い道が交差しており、その昔は山の峠を越えて人の往来が多かったことがうかがえます。



西川津
アルストロメリア?

 古い地形図では、西尾町の紐解神社から北へ細い市道を上り、四季が丘団地付近の大きな道路と合流する手前のカーブから、四季が丘方面へ道があるので、探してみました。今では道路側が草に埋もれていますが、竹藪の中には広い径が残っていました。竹藪を抜けると四季が丘団地近くの駐車場へ出てきました。ここから径は下東川津町祖子分まで続いていたようで、途中は団地の中に埋もれてしまっていますが、その先田んぼの脇に径が続いています。

11:21
カーブの電柱脇に踏み跡がある。
11:22
広い径が続いている。
11:23
竹林内を進む。

11:24
斜面を上る。
11:24
駐車場が見える。
11:24
駐車場へ出た場所

駐車場の奥から出てきた。旧版地形図

 団地付近から養護学校へ向かう道路の峠にある赤御幣道祖神から山へ入ると、すぐに巡視路が山裾をまわる径と尾根に上がって鉄塔No.10へ向かう径とに分かれます。鉄塔No.10の先へも径が伸びていますが、次の鉄塔で行き止まりになります。

11:41
峠の赤御幣道祖神から入る。
11:42
巡視路が分岐する。
菅田線鉄塔No.10へ向かう。

11:44
尾根を上がっていく。
11:45
菅田線鉄塔No.10
11:46
鉄塔の先に径が続いている。

鹿島線鉄塔No.11を指している。11:47
11:48
小さなピーク

11:49
鉄塔がある。巡視路は行き止まり。

 菅田線鉄塔No.10へ引き返す途中に南へ向かう分岐がありました。分岐の径は尾根沿いに下って行き、一部大きな竹が密生した場所もありますが、なんとか抜けることができます。小さなピークを越えたところの大きな樹のたもとに弊串が立ててあり、ここから急な斜面を下ると、西尾町の紐解神社の脇に出てきました。

11:54
南への分岐を下る。
11:55
尾根を下って行く。

11:58
11:59
竹林内を進む。
12:03
尾根の竹林は少し荒れている。

12:07
竹林を抜けると広い径が続く。
12:08
小さなピークを越えたところに弊串がある。
12:08
径は下って行く。

12:10
12:12
道路が見えてきた。
12:12
紐解神社脇へ下りてきた。

12:13
電柱脇の竹藪から下りてきた。
紐解神社

 もと来た径を通って鉄塔No.10まで引き返すと、鉄塔No.9を指し示す標柱がありました。最初は歩きやすい巡視路が続いていましたが、やがて径は細く急斜面になり、枯竹が多くなってきました。道を間違えたかと思いましたが、倒れた枯竹が通れるように切られているので、間違いないと思って下がると、西尾町の細い舗装道路に下りてきました。

12:42
菅田線鉄塔No.10から東への分岐がある。
菅田線鉄塔No.9へ向かっている。12:43

12:44
巡視路は斜面を下って行く。
12:46
枯竹が倒れ込んでいる。
12:50
細い巡視路を下がる。

12:50
道路へ下りてきた。
下りてきた巡視路

 鉄塔No.10へ上がってきた古道(巡視路)まで帰って、鉄塔No.10からは古道の先へ向かって巡視路があるはずだったのを確認するのを忘れてしまったので、山裾をまわる径を進み、再度鉄塔No.10の巡視路を上がることにしました。巡視路を進んで、巡視路と養護学校付近と西尾町を結ぶ古い径が交差するところに、鉄塔No.10への分岐があります。ここから広く歩きやすい巡視路が上がっていました。

13:05
交差点で巡視路が分岐する。
菅田線鉄塔No.10へ向かう。13:07
広い山径を行く

13:09
巡視路は急な斜面を上っていく。
13:11
急斜面を上がり、右へ曲がる。
13:13
菅田線鉄塔No.10


古道から菅田線鉄塔No.11への分岐があり、短距離で鉄塔を周っている。

13:25
古道から巡視路の分岐がある。
菅田線鉄塔No.11へ向かう。13:26
菅田線鉄塔No.11

13:28
鉄塔の先に径がある。
13:30
古道へ合流した。

 さらに古道(巡視路)を南へ進んでいくと、北へ向かって分岐があり、鉄塔No.12の標柱が立っています。広く歩きやすい径を行くと、鉄塔を過ぎて、給食センターの近くへ下りてきました。

13:32
古道を南へ進む。
13:33
巡視路が北へ分岐している。
菅田線鉄塔No.12へ向かう。

13:34
広く歩きやすい巡視路が続く。
13:36
13:37
菅田線鉄塔No.12

13:38
鉄塔から先へ道が伸びる。
13:39
道路が見える。
13:39
給食センターの駐車場脇へ出てきた。


 古道(巡視路)へ引き返し少し進むと、南への分岐があります。分岐に入ると、すぐに径が分岐するので、まず左へ進んでみました。稜線は広く歩きやすい径が続きますが、斜面を下がるようになると、竹林の中の細い径になり、枯竹を避けながら、下りるようになります。山を出たところは、島根札第12番海潮庵の脇でした。

13:49
南への分岐がある。
13:50
分岐があり、左へ進む。
広い径が続いている。

13:52
倒木がある。
13:53
13:54

13:54
13:56
竹林に古いテープがある。
13:56
竹林の斜面を細い径が下る。

13:59
枯竹が倒れ込んでいる。
14:01
開けた場所へ下りた。
14:03
人家が見えてきた。

14:04
島根札第12番海潮庵の脇へ出てきた。

 分岐のところまで引き返し、直進すると今度はまっすぐ谷の竹林の中を下りていく径になりました。竹藪の倒れた枯竹は片付けられており、今でも人の通りがあるようです。径には30cm角の敷石が並んでおり、古道の雰囲気が残っています。径は竹藪を抜け、畑の脇を通って、民家の脇へ出てきました。市成倶楽部(集会所)の脇から奥へ入った谷でした。

14:17
分岐を直進する。
14:18
竹林内を下がっていく。
14:20
約30cm角の敷石が残っている。

14:20
14:21
枯竹があるが片付けられている。
14:23
竹藪を抜けた。

14:24
畑の脇に出てきた。
14:24
民家が見えてきた。
左の竹藪の谷から下りてきた。

市成倶楽部の脇から振り返る。



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