美保関町片江〜三角点(山巻、片江)

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2018年4月19日(木) 美保関町片江〜三角点(山巻、片江)
 今日は、美保関町の片江の三角点を見に出かけました。

 四等三角点(山巻)は美保関町片江から笹子に向かう道の峠を越えた所から入った山の山頂にあります。小さな谷の池の脇には踏み跡があるようですが、植林地に入ると踏み跡は不明になり、目の前には急な斜面があります。急斜面を上がり、尾根に上がっても踏み跡はなく、荒れた藪になっています。藪を切り開きながら上がって行くと、シダが多くなり、斜面全体がシダに覆われた開けた場所に出てきます。シダに足をとられながら上がって行くと、尾根筋は樹林になり、シダは消えて歩きやすくなります。一度尾根が竹林の中に入り、竹の隙間を縫うように通り、笹の藪を抜けると、また樹林内に踏み跡が見えてきます。踏み跡は消えたり現れたりしますが、上を目指して上がればいいので、道に迷うことはないようです。山頂部の踏み跡の脇に三角点の柱石が見え、四等三角点(山巻 141.64m)でした。

 四等三角点(片江)は、片江港の東の大崎鼻の付け根の山頂のありますが、東隣りの玉結港の西岸から上がるようです。
 玉結港の西岸に護岸があり、その突端の手前から空地があったので、竹林へ入ってみました。竹林はすぐ急斜面になり、尾根筋を目指しますが、竹林を抜けた尾根筋も急勾配で、木々に掴まりながら上がります。しばらく急勾配を上がると、傾斜は緩やかになり、山頂部に四等三角点(片江 101.37m)がありました。

 最後に時間も限られてくるので、四等三角点(七類)の様子を見に行くことにしました。七類の町から直ぐの所にある山の頂上にありますが、山へ入る道が不明です。ちょうど近くの方がおられたので尋ねてみると、「子供の頃は山へ上がっていたが、今は道はないだろう。」と入口の場所だけは教えてもらいました。家の間を抜けて、民家の裏手から、山へ続く踏み跡がありました。上がってみると墓地への道で、その先に踏み跡が延びていますが、両側に笹が密生し倒れ込んでトンネル状態でした。何とか笹のトンネルを抜けても、その先は踏み跡も消え、笹の藪になっているので、こちらからは諦めました。
 他に上がれる場所がないかと、家並みを北東へ進んでみると、少し離れた場所で、山へ向かって道があるのが見えました。山の畑に向う道でしたが、上部で西へ向かう踏み跡があり、たどってみると荒れた竹林の中へ入って、踏み跡は消えてしまいました。竹林は笹も密生した藪の状態で、簡単には進めそうではなく、また尾根筋はなお深い藪で通れそうにもありませんでした。今日のところは四等三角点(七類)は諦めました。

ヒメキンギョソウ

キケマン

2018年4月19日
美保関
ヒメキンギョソウ
2018年4月19日
美保関
キケマン

木野山神社・宇塚神社 方結神社古跡地

11:13
小さな谷の溜池の脇から入る。
11:14
谷の奥は急斜面。
11:16
尾根に向かって上がる。

11:20
尾根に上がるが、踏み跡はなく荒れている。
11:27
荒れた藪を進む。
11:38
シダが多くなってくる。

11:44
シダの密生した斜面を上がる。
11:49
林内に入るとシダが消えてくる。
11:52
尾根に上がり、左へと進む。

12:02
林内は何とか歩ける。
12:11
竹林の尾根を行く。
12:19
竹林と笹薮を抜けると歩きやすくなる。

12:24
12:34
踏み跡は切れぎれに続いている。
12:38
山頂に三角点が見える。

四等三角点(山巻 141.64m)

13:53
護岸の終点手前の空地から入る。
竹林内へ入る。 13:54
竹林を尾根に向かう。

13:58
竹林を過ぎ林内の斜面を上る。
14:02
14:08
急斜面を上がる。

14:20
緩やかな尾根を行く。
14:28
頂上部に三角点があった。
四等三角点(片江 101.37m)


15:25
民家裏から四等三角点(七類)へ向かう。
15:26
墓地の横を通る。
15:28
踏み跡を笹が覆い、進めなくなる。

別の場所も竹と笹の藪で進めそうにない。




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