八雲町〜三角点(福富、吉床、熊野)

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2018年3月24日(土) 八雲町〜三角点(福富、吉床、熊野)
 今日は、橋南地区で見残している3箇所の三角点を見に行こうと思います。玉湯町の三等三角点(吉床)は今まで2回ほど向かっていますが、いずれも密生する笹に阻まれています。

 四等三角点(福富 29.59m)は、乃木福富町の湖南テクノパークにある駐車場の脇から斜面を上がったところの植林地内にありました。

 三等三角点(吉床 399.62m)は、西忌部町から玉湯町へ越える峠の近くのピークにあります。以前に峠の尾根や峠を越えた谷から向かいましたが、いずれも密生する笹のため進むことができず敗退しています。今回は、尾根を通らず、笹の背が低くまばらな感じの斜面をトラバースして、ピークの近くまで行こうと思いました。
 峠の手前から山に入ると、斜面にも笹が生えていますが、背が低く疎らな感じで、歩くことができます。斜面を回り込んで行くと笹がなくなり、尾根に向かうことができました。尾根にも笹はなく、歩きやすい踏み跡が続いていましたが、やがて踏み跡は荒れてきて笹も多くなってきました。頂上付近には笹が密生し、間に細く踏み跡があるようにも見えましたが、尾根をずれて斜面を回り込むようにピークへ上がりました。頂上部の三角点の周りは、笹を刈り込んだような気配がありました。

 四等三角点(熊野 472.79m)は天狗山に連なる尾根にあり、点の記では広瀬町の上山佐から上がるようになっています。しかし、今回は天狗山登山口の手前の谷から上がってみようと思います。橋を渡って熊野林道に入り10数分上がると、谷に熊野国有林の白い看板があります。
 ここから谷の流れを左右へ渡りながら、10数分進むと、目の前に大きな落差のある滝が現れます。滝の両側とも急斜面のため、これ以上は谷を上がることはできません。三角点へはここから左の尾根に上がり、さらに尾根を上がったピークにあります。左側の斜面も相当な急斜面で、どこまで上がれるかわからない状況でしたが、向かって見ることにしました。まばらに生える木々につかまりながら、つかめる木々を探しながら、足元を確認しながら上がりました。何度かここまでにしようかとも思いましたが、1時間近くかかって、やっと尾根まで上がることができました。尾根には踏み跡があるような感じが続いており、反対側にも延びているので、どこからか尾根筋を上がるルートがあるのかもしれません。尾根を10分ほど進むと、笹が多くなり、ピーク付近からは笹が密生しています。笹をかき分けながら、ピークへ上がると、笹の中に三角点の白い標柱が見えました。   

アマナ

八雲
アマナ

9:42
駐車場脇の斜面の藪を上がる。
9:43
上部の尾根には踏み跡がある。
9:44
植林地へ入る。

9:46
植林地内に三角点があった。
四等三角点(福富 29.59m)


11:25
西忌部から玉湯への峠付近から山へ入る。
11:25
尾根は笹が密生するので斜面を行く。
11:30
尾根筋へ向かう。

11:34
小ピークへ上がる。
11:40
尾根に上がる。笹がなく、歩きやすい。
11:45

11:46
笹が多くなり、荒れてくる。
11:47
背の高い笹が密生するので、斜面へ回る。
11:52
笹の中に三角点があった。

三等三角点(吉床 399.62m)

15:03
天狗山登山道入口の看板がある。
14:11
最後の駐車場から山へ入る。
14:21
橋を渡り熊野林道へ入る。

14:35
登山道の手前の谷を上がる。
14:37
川沿いを上がる。
14:41
小さな滝を通る。

14:48
落差のある大きな滝がある。
14:50
滝の手前を左斜面へ向かう。
14:54
非常な急斜面を上がる。

15:09
15:20
まだ急斜面が続く。
15:31

15:44
尾根に上がった。
15:50
小ピークへ上がる。
15:52
笹が多くなってくる。

16:00
向かうピークには笹が密生する。
16:06
頂部の笹の中に白い標柱が見えた。

四等三角点(熊野 472.79m)




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