苧山〜枕木山〜三坂山〜澄水山〜滝空山

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2016年4月30日(土) 苧山〜枕木山〜三坂山〜澄水山〜滝空山
 今日は枕木山の南東、長海町にある苧山に上がり、その後枕木山の2つのピークと三坂山の三角点を確認し、滝空山の頂上へ上がることです。
 苧山に上がるには県道枕木山線から作業道へ分岐すれば簡単ですが、下から上がるルートを探そうと思っています。鉄塔の巡視路を見つけ、ふたつ目の鉄塔まで行けば、何とかなりそうです。送電線の向かっている方向に、山へ入る道があったので、少し入ってみますが、荒れた竹藪の急斜面で道は終わっていました。近くの畑の人に聞いてみると、その先の道(先ほど見た行き止まりの道)を入れば鉄塔に上がれるとのことでした。近くの山際を見ても、巡視路入口の標識は見つからないので、荒れた急斜面の竹藪に向かうことにしました。
 急斜面の竹藪は枯竹が倒れ、細い竹が密生しているので、枯竹をまたぎ、竹の間をすり抜けながら上がっていくと、いったん平らな場所に出ました。その上にはまた同じように急斜面が続いていましたが、竹藪を抜けると道があり、巡視路に出会えました。帰りに入口を確かめようと思います。
 巡視路を進むと、最初の鉄塔はすぐでした。鉄塔の先には柿の果樹園が広がっていて、柿の木の下を作業道が続いていました。作業道をどんどん上がって行くと鉄塔からは離れてしまい、巡視路の標識も見えないので、どこかで間違ったようです。もと来た道を引き返すと、畑の下に巡視路の標識が見えました。
 標識の先には竹林内に続く巡視路が見えました。竹林の中の道を抜けると、谷へ出て、水の流れる谷を上がるようになります。谷を上部まで上がると、尾根に向かって斜面となり、植林された場所の上に2番目の鉄塔No.31が見えました。
 鉄塔の左奥にも道がありましたが、鉄塔の手前に道が続いていたので、取り敢えず手前の道を行くことにしました。左奥からの道とは合流することもなく、広い作業道のような道が、植林地内を続いていたので、左奥の道は巡視路だったのでしょう。
 広い作業道から分かれて、踏み跡のようなものが斜面を上がっているので、こちらが頂上へ向かう道と判断しました。上部まで上がったところで、道の脇の林内が最も高いような感じで、ここが頂上(194m)なのでしょう。周りは木々に覆われているので、眺望は全くありません。
 山道は頂上の先へ続いており、急な坂を下りると広い作業道に出会いました。この作業道を進むと、すぐに県道枕木山線に出会います。出口の左に小高い場所があり、ここに四等三角点(枕木 192.8m)があります。
 作業道からもと来た道を引き返し、最初に竹藪を抜け出した場所を過ぎると果樹園に出てきました。この果樹園から作業道へ出た場所に、巡視路入口の標識がありました。

 県道枕木山線に合流して少し行くと、旧道への分岐があり、今回はこの旧道を上がることにしました。この旧道は急坂が続くので、ほとんど自転車を引いて上がりました。
 枕木山の頂上付近に駐車場が有り、ここから私道へ入ると、2つのピークにそれぞれ無線施設が立っています。手前にあるのが地図に453mの表示のある場所で、その先が460mの等高線がある場所ですが、どちらが枕木山の頂上なのでしょう。

 林道をしばらく行くと三坂山との分岐があり、分岐を奥へ進むと気象レーダー観測所があります。施設の入口手前の右斜面を上がったところが三坂山頂上で、二等三角点(加賀村 535.80m)があります。頂上からはレーダー施設が見えるだけで、眺望はありません。

 林道をさらに進むと稜線の各ピークには無線施設の鉄塔が並んでいます。澄水山には航空保安施設があり、山頂へは立入禁止となっていますが、手前の坂本への登山道入口にある勘助庵跡の裏山のピークに四等三角点(基準点名:澄水山:502.79m)が設置されています。

 澄水山から自然歩道を30分ほど歩くと、滝空山との分岐があります。標識には滝空山は「すぐそこ」と書かれているように、短い斜面を上ったところが滝空山の頂上(475m)になります。以前は山頂からは木々に隠れて眺望はきかなかったと思われますが、現在は最近、植林のために樹木が皆伐されたので、三坂山から澄水山までが一望に見渡せます。    

マツバゼリ

オオアリドオシ

ツクバネソウ

玉湯
マツバゼリ
長海
オオアリドオシ
島根
ツクバネソウ

忠山

苧山

医王寶殿

長海町から見た忠山。 長海町から見た苧山、頂上は中央。 石田医王寶殿。

医王寶堂

田んぼの中を山に向かう道がある。 12:07
荒れた竹藪の急斜面を上がる。

12:07
枯竹をを乗り越え、竹の間をすり抜ける。
12:11
一旦、平らな面に上がった。
12:11
更に急斜面を上がる。

12:12
右斜面から鉄塔巡視路に出た。手前に巡視路入口があるようだ。
12:13
鉄塔No30。
12:13
鉄塔の先に巡視路が続く。

12:14
柿の果樹園に出た。
12:15
送電線の方向に巡視路が続く。
12:15
送電線の方向に進む。

12:19
果樹園を上がりすぎてしまった。
12:24
果樹園を引き返し、一段下に標識があった。
12:24
竹林内に巡視路がのびる。

12:26
竹林内の巡視路。
12:27
12:29
巡視路の標識。

12:30
水が流れる谷を上がる。
12:33
谷の上部を進む。
12:35
斜面を上がる。

12:37
斜面の植林地の上部に鉄塔が見える。
12:38
鉄塔No.31。
12:41
鉄塔手前を左へ山道を行く。

12:43
林内に広い作業道が続く。
12:45
作業道から尾根筋に細い踏み跡が分かれる。
12:46
林内に踏み跡が続く。

12:49
頂上(194m)付近。
12:51
頂上から更に道が続いている。
12:53
広い作業道へ出る。

12:55
広い作業道を進む。
12:58
県道枕木山線へ出会う。
12:58
県道から作業道入口を見る。

13:00
作業道入口と電柱の間の斜面の上に三角点がある。
13:00
四等三角点(枕木 192.80m)
13:06
作業道を引き返し、左の山道へ分岐。

13:26
果樹園の一段下の巡視路標識。
13:29
鉄塔No.30。
13:31
巡視路をたどると果樹園へ出た。

13:34
果樹園の巡視路入口の標識。
13:40
出発した医王寶殿に着く。
13:43
苧山、2本目の鉄塔から頂上へ向かった。

13:47
少し高いところから見た苧山。
13:53
旧道へ入る。
13:59
鉄塔巡視路。


14:45
枕木山駐車場手前から見た三坂山。
14:48
駐車場から私道を入る。
14:51
カーブを曲がった所から斜面を上がる。

14:53
急な階段を上がる。
14:55
無線施設がある。
13:00
施設の奥に高い場所がある。453m

15:06
私道の更に先に無線施設の入り口がある。
15:07
無線施設。
15:12
施設の脇の林内に高い場所がある。等高線460mがある。

15:37
林道から見た枕木山、2つの鉄塔がある。
左の鉄塔(453mの表示の場所)、右の鉄塔(460mの等高線がある場所) 15:45
林道の三坂山への分岐。

15:47
三坂山気象レーダー観測所入口。
15:48
施設の手前から斜面を上がる。

15:49
三坂山頂上。
15:49
二等三角点(加賀村 535.80m)
15:58
澄水山手前の勘助庵跡の裏山へ上がる。

15:58
斜面に踏み跡がある。
16:00
山頂に三角点がある。
16:00
四等三角点(澄水山 502.79m)

16:30
中国自然歩道の滝空山への分岐。
16:30
斜面を上がる。
16:33
滝空山頂上(475m)付近。

16:33
滝空山からのパノラマ。
16:45
林道澄水山線との出会い。




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