ゼニバアオイ（銭葉葵）

越年生または短命な多年草 ユーラシア大陸原産。茎は地を這う。葉は長い柄があって互生し、円形、葉縁は5から7浅裂して多数の鋸歯がある。直径1cmほどの白色〜淡紅紫色の5弁花を葉腋に着け、花弁は萼片の2ないし3倍ほどの長さになる。果実は扁平で、直径5〜6mm、10数個の分果に分かれ、熟しても表面の網目状の脈は目立たない。同じように花弁が萼片より長くなるミナミフランスアオイは、分果は熟すと表面の網目状の脈が現れ、ハチの巣状を呈する。 花期は初夏〜夏。（日本帰化植物写真図鑑） 学名は、Malva neglecta アオイ科ゼニアオイ属 花期は5～9月。（畜産草地研究所） ゼニバアオイ（Malva neglecta）の果実（Minnesota Wildflowers）（画像をクリックする。）

▼2019年6月3日　東出雲		▼花弁は萼の2倍長以上ある。
▼花は直径約1.5cm、花弁に薄紫の筋が入る。
▼果柄は長さ約2.5cm。	▼果実は直径約7mm。	▼13分果がある。
▼網目模様はなく、短毛が密生する。	▼分果は直径約2mm。	▼分果の側面にも網目模様はない。
▼種子は直径約1.8mm。		▼種子の表面に微細な網目模様がある。
	▼葉は、ほぼ円形となる。	▼下部の葉（上）と上部の葉（下）。
▼上部の葉は幅約4.5cm、長さ3.5cm。	▼葉面や葉柄に短毛が密生する
▼裏面には短毛が密生する。	▼茎には下向きの短毛が密生する。

▼2019年5月11日　東出雲	▼花弁に薄紫の筋が入る。
	▼花は直径約1.5cm、花柄は約2.5cm。	▼花弁は萼の3倍長ほどある。
▼果実は直径約7mm、14分果がある。	▼葉は、ほぼ円形となる。	▼長い葉柄がある。
▼葉は長さ約6cm、幅7cm、葉柄は長さ約16cm。

島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
松江の花図鑑へ