多年草 関西地方に分布。頭花は直径3cm程度、外側の総苞片は、内側の総苞片にくっついていて、セイヨウタンポポのようにそりかえることはない。花期は4〜5月。 学名は、Taraxacum arakii キク科タンポポ属 島根県内で、黄色い花を咲かせる在来タンポポは、クシバタンポポ、ヤマザトタンポポ、ケンサキタンポポ、オキタンポポの4種類が確認されています。それぞれのタンポポの見分けは難しく、ケンサキタンポポとヤマザトタンポポは総苞外片の角状突起の大きさが連続しているため区別しない考えもある。 T. pectinatum クシバタンポポ 総苞外片の長さは内片の1/2に達せず、広卵形で鈍頭。先端に小型の小角状突起があるかまたはなく、圧着する。葉は櫛の歯状に羽状深裂する。 T. arakii ヤマザトタンポポ 総苞外片の長さは内片の1/2に達する。総苞外片は卵形または卵状長楕円形で先端は尾状、先端の小角状突起は小型のものから大型のものまであり、辺縁は透明膜質で上部が帯紅色。綿毛が多く、圧着する. |
▼2017年4月22日 大野 | ▼総苞外片が内片の1/2に達する。 | ▼総苞外片に角状突起がある。 |
▼総苞外片(上)と内片(下)。 | ▼総苞外片の角状突起は小さい。 | |
▼2011年4月29日 島根 | ||
▼2010年4月25日 東忌部 | ||
▼2006年4月23日 西忌部 | ||
▼2005年4月16日 八雲 | ||
▼2011年5月2日 枕木 | ||