多年草 本州〜沖縄の主に水田に生える抽水〜湿生植物。葉は根生し、線形、ときに先端部の幅が広くなり細い匙形。長さ4〜18cm、幅3〜10mmでやや厚みがある。先端は鈍頭。花茎は高さ5〜20(〜30)cm。花弁は3枚で白色、雄花と雌花がある。果実偏平、長さ約5mm、突起のある翼が発達。集合して球状になる。秋に走出枝が伸び、地中に直径3〜6mmの塊茎を形成して越冬する。花期は7〜9月。(日本の水草) 雌花はふつう無柄で、花序の下部に1〜2個つく。(日本の野生植物) 学名は、Sagittaria pygmaea オモダカ科オモダカ属 似た花に葉が披針形で葉柄があるヘラオモダカや葉がやじり形になるオモダカがある。 |
▼2014年9月11日 雄花 岡本 | ▼花は直径約1.7cm。 | |
▼雄花には雄しべだけある。 | ||
▼若い果実。 | ||
▼長い葉は長さ約14cm。 | ||
▼2019年8月3日 雄花 岡本 | ▼雄花は直径約1.7cm。 | |
▼雄花は長柄があり、雌花の花柄はごく短い。 | ▼咲き終わり、花弁の落ちた雌花。 | ▼多数の雌しべがある。 |
▼若い果実。 | ▼雄花の咲く頃には雌花は咲き終わっている。 | |
▼2012年8月12日 雄花 東出雲 | ▼若い果実 | |
▼2005年9月18日 雄花 東忌部 | ▼葉は根生し、線形。 | |
▼2005年8月20日 乃白 | ||
▼2004年8月1日 乃木福富 | ||