多年草 南アメリカ原産。昭和40年代後半に知られるようになった。関東地方から九州地方にかけて急速に分布を広げ、東北全域に侵入しつつある。茎は基部から横に分岐して叢生し、高さ80cmほどになる。また短いストロンで分株を生じる。葉の表面には毛が少ないが、葉の裏や茎に密着した白毛を布き白い。茎につく葉の縁は波打つ。頭状花は茎の上部に集まり、直径4mmほどで、総苞片は光沢のある黄緑色。冠毛は約13本あり、そう果から容易に外れる。本属の帰化植物の中では最も遅くまで花をつけている。花期は夏。(日本帰化植物写真図鑑) 学名は、Gamochaeta coarctata キク科チチコグサモドキ属 チチコグサの仲間 ウラジロチチコグサは、ロゼット状態の時に葉の表面が黄緑色のものと灰色がかるもの(キヅキチチコグサ(仮称))と2つのタイプがある。(近畿植物同好会会報 2014 No.119) |
▼2014年6月24日 東長江 | ▼花のあと総苞は壺形になる。 | ▼総苞には綿毛がない。 |
▼頭花は長さ約4mm。 | ▼冠毛は長さ約2mm。 | |
▼冠毛は基部が合着しリング状になる。 | ▼冠毛には上向きの刺がある。 | |
▼果実は長さ0.5〜0.6mm。 | ▼果実の表面に粒状の突起が散生する。 | |
▼葉の表面は濃緑色。 | ||
▼葉は長さ約7cm、表面(下)、裏面(上) | ||
▼2013年6月27日 袖師 | ▼花のあと総苞は壺形になる。 | ▼茎葉の縁は波打つ。 |
▼葉は長さ約5.5cm、表面は濃緑色。 | ▼裏面は白毛が密生する。 | |
▼花期にも根生葉がある。 | ||
▼果実。 | ▼冠毛は長さ約2mm。 | |
▼冠毛には上向きの刺がある。 | ▼果実は長さ0.5〜0.6mm。 | ▼果実は長さ約0.6mm。 |
▼果実の表面に乳頭状の突起がある。 | ||
▼2012年6月26日 果実 西長江 | ▼果実の落ちた冠毛。 | |
▼果実は長さ約0.6mm。 | ▼葉の縁は波打つ。 | |
▼葉の表面は濃緑色で、毛が少ない。 | ▼葉の裏面は綿毛が密生し、白い。 | |
▼花期にも根生葉がある。 | ||
▼2012年6月11日 果実 大庭 | ▼総苞が壺形になる。 | |
▼葉の縁が波打つ。 | ▼葉は長さ約4.5cm。 | |
▼葉の裏面は白い。 | ▼葉の裏面は白毛が密生する。 | ▼茎にも白毛が密生する。 |
▼根生葉。 | ||
▼2010年5月28日 玉湯 | ||
▼茎葉はふちが波をうつ。 | ▼根生葉 | ▼上は茎葉、下は根生葉 裏面は白い。 |
▼茎も白い毛で覆われる。 | ||
▼2004年5月25日 公園 | ▼花後の頭花は壺型になる。 | |
▼2004年5月21日 公園 | ||
▼2007年2月4日 ロゼット葉 公園 | ||
▼2014年4月26日 ロゼット葉 大東 | ▼葉は長さ約8cm。 | |
▼葉の裏面には白い毛が密生する。 | ||
▼2015年4月8日 ロゼット葉 東出雲 | ||
▼葉の表面にも綿毛がある。 | ▼葉の裏面は綿毛が密生し白い。 | |