1年草 インド原産。緑肥として栽培され、逸出野性化したものが散見される。茎は稜があり、有毛、上方で分枝して高さ1〜2.5mになる。葉は3mmほどの葉柄があり互生、葉身は線状楕円形、長さ3〜10cm、幅1〜3cm、先は鋭形〜鈍形、基部は鈍形、縁は全縁、中肋は下面に凸出する。両面とも白色毛を密生し、草全体が灰白色に見える。花は頂生の穂状花序に5〜20個つく。花冠は黄色から橙黄色、旗弁は2.5cmほど。上方の萼は2裂、下方の萼は3裂。豆果は長さ3cm、幅1.5cmほどで白色毛を密生し、下垂してつく。別名コヤシタヌキマメ。花期は夏〜秋。(日本帰化植物写真図鑑) 花の似たコガネタヌキマメは葉が倒狭卵形で幅広く、果実が無毛。 学名は、Crotalaria juncea マメ科タヌキマメ属 |
▼2012年8月16日 植裁 西川津 | ||
▼萼の上唇は2裂する。 | ▼蕾 | |
▼葉は細い楕円形、長さ約10cm。 | ||
▼アメリカツノクサネムと一緒に生えている。 | ||
▼2011年11月12日 植裁 西川津 | ▼上の萼は2裂し、下は3裂する。 | |
▼果実には毛が密生する。 | ▼果実は長さ約2.5cm、幅約1cm。 | ▼表面に毛が密生する。 |
▼種子は両側に1列に入る。 | ▼種子は長さ約6mm。 | |
▼葉は細い楕円形、長さ約9cm。 | ▼葉の両面に毛が密生する。 | |
▼2012年10月21日 若い果実 植裁 西川津 | ▼果実は長さ約3.5cm、幅1.4cm。 | |
▼果実の表面に毛が密生する。 | ▼種子は両側に1列に入る。 | ▼種子は長さ約8mm。 |