越年草 ヨーロッパ原産の帰化植物。本州〜九州の路傍や荒廃地に生える。高さ60〜80cm。葉の長さ10〜25cm。葉は無毛。葉舌は不規則に細裂する。花序はまばらな円錐形。長さ10〜20cm。小穂は長楕円形、長さ20〜25mm。2〜3個の小花からなり、苞穎は大きく、長さ20〜23mm。護穎には毛がない。花期は6〜7月 学名は、Avena fatua var. glabra イネ科カラスムギ属 カラスムギのなかで護頴に毛のないタイプをコカラスムギということもあるが、毛の量は個体差であり、区別しないのが普通だという。 ミナトカラスムギは護穎の先端が深裂し芒状になる。 芒が1本だけ出るものにマカラスムギがある。 |
▼2015年5月21日 西浜佐陀 | ||
▼長い芒が2本ある。 | ▼苞穎は長さ約21mm、25mm。 | |
▼芒は護穎の中部から出て長さ約35mm。 | ▼護穎は無毛。 | |
▼2009年5月31日 八雲 | ▼芒が2本ある。 | ▼護穎は無毛。 |
▼2009年5月9日 玉湯 | ||
▼護穎に毛が無いように見える。 | ||
▼2009年5月11日 嫁島 | ▼小穂から小花を取り出した。 | ▼小花の基部に長毛があるが、護穎は無毛。 |
▼護穎の背面から長い芒がでる。 | ||