ケナシヤマムグラ（毛無し山葎）

多年草 ヤマムグラの花冠の裏側に毛のない品種。（原色日本植物図鑑） 学名は、Galium pogonanthum f. nudiflorum [ヤマムグラ] 多年草 本州〜九州のやや乾いた山地の林内に生える。茎は叢生し細く平滑で基部で多く分枝し、斜上して長さ15〜30cm。葉は4枚輪生しやや長短があり長さ1.5〜2.5cm、幅2〜3mm、ふち及び下面肋上に上向きの短毛がある。花はごく細い柄の先に2〜3個づつ生じ花柄は細長く、花冠は淡緑色で外面に毛がある。分果は曲がった円錐状の小突起を密生する。花期は5〜7月。（原色日本植物図鑑） アカネ科ヤエムグラ属

▼2013年6月12日　西忌部	▼花冠の裏側に毛が見えない。	▼果実。
▼花は直径約3mm。		▼花冠の下部に毛の生えた子房がある。
▼果実は2分果からなる。	▼分果は長さ約1.5mm、鱗片状の毛がある。
▼葉は長さ約1.6cm。	▼葉の縁と中央脈に毛がある。
▼裏面中央脈に毛が多い。

▼2012年5月12日　大東
▼花冠裏側に毛がない。	▼花は直径約2.5〜3mm。
	▼葉は長さ約1.6cmで、細長い。	▼縁や中央脈に毛がある。
	▼縁や中央脈に毛がある。
▼2014年7月20日　果実　大東
▼果実は長さ1〜1.5mm、鱗片状の毛がある。
▼花冠の裏に毛が無い。	▼花は直径約2.5mm。

島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
松江の花図鑑へ