1年草 イヌビエの変種。北海道〜沖縄の道耕地付近の水辺や湿地、水田の畦などに生育し、群生する。茎は高さ80〜120cm。葉は長さ20〜40cm、幅10〜20mm、線状披針形、表面と縁はざらつく。葉鞘は長く平滑。花序は長さ15〜30cm、先は下垂し、花軸から長さ3〜7cmの枝をだして小穂を密につける。小穂は卵形、長さ3mm。第1包穎は長さ1mm、第2包穎は3mm、短い芒がある。第3穎は3mm、長い紫色の芒を出す。芒は長さ10〜35mm。果実は広楕円形、乳褐色、無光沢、長さ2mm。花期は8〜9月。(日本イネ科植物図譜) 学名は、Echinochloa crus-galli var. aristata イネ科ヒエ属 他にイヌビエ、タイヌビエの変種があるが区別は難しい。 |
▼2008年10月4日 西川津 | ▼芒が2cm以上ある。 | |
▼2008年9月7日 芒は長さ約1cm。 玉湯 | ||