1年生寄生植物 北アメリカ原産。穀物か砂防用植物の種子にまじって渡来したものではないかといわれる。戦後各地で気づかれ、河原や荒れ地などにふえつつある。つるは細く淡黄色または淡黄赤色。白い小さな花がかたまってつく。花冠は直径約3mm。雄しべ5個は花冠からつきでる。花柱は2個。さく果は直径2〜3mmの球形。花期は7〜10月。(野に咲く花) 学名は、Cuscuta campestris ヒルガオ科ネナシカズラ属 似たものにネナシカズラ、マメダオシやハマネナシカズラがあるが、本種は雄しべが花冠から突き出るところが違うとされる。 |
2012年8月30日 玉湯 | 花は直径約4mm。 | |
突起状の吸盤で付着する。 | ||
2012年7月31日 鹿島 | ||
茎の突起状の吸盤で付着する。 | 鱗片状の葉がある。 | |
2013年9月10日 果実 美保関 | 果実は直径約3mm。 | |
種子は2〜4個入る。 | 種子は長さ約2mm。 | |
2012年10月21日 果実 美保関 | 柱頭が残っている。 | |
果実は直径約3mm。 | 種子は長さ約1.5mm。 | |
2012年6月14日 美保関 | 雄しべ5個、雌しべ花柱は2個。 | |
枝の節に鱗片状の葉がある。 | 鱗片状の葉は長さ約1.5mm。 | |
2011年10月12日 玉湯 | 雄しべが花から突き出て目立つ。 | 若い果実 |
2011年9月14日 玉湯 | 雄しべが花から突き出て目立つ。 | |
2010年9月11日 八雲 | 雄しべが花から突き出て目立つ。 | |
吸盤を出して付着する。 | ||
2010年8月4日 果実 美保関千酌 | ||
2009年9月19日 八雲 | ||
2008年9月1日 玉湯 | 若い果実 | |
2017年9月4日 ネナシカズラツルコブフシ 八雲 | つるが瘤のように膨れている。 | 虫えいの中に幼虫がいた。 |
2007年9月15日 東忌部 | 若い果実 | 巻付いた茎のこぶのような突起 |
虫えい ネナシカズラツルコブフシ | ||
2007年9月8日 東持田 | ||
2004年9月11日 下佐陀 | ||
2004年10月24日 果実 下佐陀 | ||