2023-9-18 坊床寺跡(ぼうしょうじ跡)

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2023年9月18日(月) 長慶寺、澄水寺観音堂、犬塚、坊床寺跡、蜂不食岩(ハチクワンガ岩)〜勘助の道、別所延命地蔵

 ふるさと持田の彩」福原から坂本を訪ねました。
 今回は、福原町の長慶寺、澄水寺観音堂、秋葉権現、天満宮跡、犬塚、坂本町の坊床寺跡、「ハチクワンガ岩(蜂不食岩)」から勘助の道へ歩き、別所延命地蔵を訪ねました。福原町の「往生院跡」は、やはり福原から、澄水山への登山道の沿道にあるようですが、現在通行不能なので、時期をみて確認したいと思います

福原町
長慶寺

澄水寺観音堂

境内奥の秋葉権現

福原町
裏山の天満宮跡

境内入口の狗塚

別所延命地蔵

2023年9月18日(月) 坊床寺跡(ぼうしょうじあと)

 坊床寺跡は全く場所がわからないので、坂本別所で訪ね、場所まで案内していただきました。地元では場所を「ぼうとこ」と呼んでおられました。
 澄水山登山口前から東へ路地を入り、突き当りの家の後ろから山道を登った場所にありました。割と広い平場があり、石垣のみが残っていました。「遺物は島根大学に保管されている。奥のほうは以前畑を作っておられた。」とのことでした。

 「8世紀の寺院跡とみられている。文献にもなく幻の寺として史家の研究対象となっている。推定される寺域は畑、林地を含めかなり広い。」(ふるさと持田の彩)

坂本町
勘助の道入口を西へ

奥の家の脇から山へ

山道を上がる。



石垣が残っている。





2023年9月18日(月) 坊床寺跡〜ハチクワンガ岩〜勘助の道

 坊床寺跡を案内して頂いた地元の方が、「ここから山を上り、小さな川を渡って急斜面を登るとハチクワンガ岩まで行ける。」と言っておられたので向かってみました。

 坊床寺跡の前から奥へ踏み跡があり、尾根をひとつ越えて、次の谷沿いの斜面を登っていきます。途中で笹で踏み跡が見えづらくなったところで、斜面の下には川が流れており、ここから下りて川を渡り、斜面を登るのかと思いましたが、まだ鉄塔の近くでもあり、崎先へ進んでみると、踏み跡ははっきりと先へ続いていました。10分ほど進むと、2つの谷が交わったところで、右手の斜面の上がちょうどハチクワンガ岩のある尾根になるようです。
 2つの川を渡り、右の斜面に向かいますが、どう登ればいいのかと考えてしまうほどの急斜面です。なんとか、木につかまり、木の根元を踏み台にして、登っていきます。滑り台を反対に登っていく感じです。しばらく登ると樹木も多くなり、獣道を頼りに尾根までたどり着きました。登った尾根は小ピークで、少し先へ進んだ下がったところにハチクワンガ岩がありました。

 ハチクワンガ岩からの尾根は、先日9月13日に勘助の道の手前まで歩いています。尾根道は途中で福原からの登山道と合流し、さらに斜面を登っていくと、斜面の崩落で道はなくなっています。少し手前から尾根を行く道があり、急傾斜の尾根道を登っていくと、また斜面で道が消えてしまいますが、手前から尾根道があります。

 この頃から雷鳴がとどろき、雷雨となってしまいましたが、樹林の中なので、直接の雨が当たることは少ないのですが、葉に溜まった水滴が落ちてきます。

 小ピークへ登ったところで、小低木の中に踏み跡が見えなくなりますが、尾根の向く方へ進むと、また道が見えてきました。最後の急斜面を上がると、勘助の道の福原分岐のところに出てきました。

 この坊床寺跡からのハチクワンガ岩までのルートは、転げ落ちそうな急斜面のため、人には勧められないルートです。

坂本町
登山道「勘助の道」入口を西へ

奥の家の裏から山へ

山道を上がる。

11:38
坊床寺跡前から奥へ向かう。
11:40
尾根を越える。
11:43
谷沿いの斜面を登る。

11:50
笹で道が不明になる。
11:54
道がはっきりする。
11:57
谷沿いの斜面の道

12:03
谷の合流点を右へ行く。
12:04
急斜面に向かう。
12:10
蔓や木々に掴まりながら登る。

12:16
獣道がある。
12:25
12:32

12:38
尾根に大きな岩が見える。
12:40
やっと尾根に上がった。
12:46
少し先にあるハチクワンガ岩

13:02
福原からの登山道に合流
13:23
この先、斜面の崩落で道がない。

手前から右の尾根に登る。

13:27
13:36
急傾斜を登る。
13:41
この先、斜面の道が不明になる。

13:46
尾根道を登る。
13:49
小ピークへ上がる。
13:57

14:02
14:14
勘助の道の福原分岐に出会う。

登ってきた尾根を振り返る。



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