1年草 日本全土の路傍や畑にふつうに見られる。茎は根ぎわに集まる葉の間から伸び、直立して少数の枝を出し、高さ5〜25cmになる。葉は根ぎわのものは大きくて対生し、上部では小さくなって互生する。葉身は倒卵形で先は鈍く浅い鋸歯があり、長さ1〜3cm、幅0.5〜1.5cm。茎の先に総状花序をつくり、まばらに花をつける。萼は鐘形、半ばまで5裂し、裂片は長楕円状披針形。花冠は淡紅紫色で長さ約1cm、上唇は下唇の約半分で卵形、先はわずかに2裂。下唇は3裂、中央部は黄色で隆起し赤褐色の斑紋がある。さく果は扁球形で萼に包まれる。花期は4〜10月。(日本の野生植物) 学名は、Mazus pumilus サギゴケ科サギゴケ属 似た花のサギゴケは、花が大きく横にはう枝を出して増える。 |
▼2014年5月11日 新庄 | ▼下唇に黄色い斑点がある。 | ▼花は長さ約1cm。 |
v花茎は伸びるが、匍匐枝は出さない。 | ▼サギゴケとの花の比較。(実線:1cm方眼) | |
▼2014年4月23日 殿 | ||
▼2013年5月22日 大海崎 | ▼下唇に黄色い斑点がある。 | |
▼花は長さ約9mm。 | ▼果実。 | ▼果実は萼に包まれている。 |
▼果実は直径約3.5mm。 | ▼萼を除いた果実、長さ約4mm。 | |
▼熟すと裂けて種子が出る。 | ▼果実には種子が多数入る。 | |
v種子は長さ0.45〜0.5mm。 | ▼不規則な網目模様がある。 | ▼茎には毛がある。 |
▼葉は下部で対生、上部で互生する。 | ▼下部の葉は長さ約3cm。 | ▼葉の裏面。 |
▼2013年4月4日 寺 | ▼下唇に黄色い斑点がある。 | ▼上唇はわずかに切れこむ。 |
▼花は長さ約1.4cm。 | ||
▼根生葉(上)は長さ約3cm、茎葉(下)は長さ約1.5cm。 | ||
▼2012年5月16日 西川津 | ▼上唇は浅く切れ込む。 | |
▼果実 | ||
v種子 | ▼種子は長さ約0.5mm。 | |
▼茎には毛が密生する。 | ||
▼茎を横に伸ばすが、匍匐枝は出さない。 | ||
▼2010年9月29日 西川津 | ||
▼2008年4月27日 平成 | ▼茎に毛が多い。 | |
▼2004年10月30日 佐草 | ||
▼2006年10月28日 上唇は浅く裂ける。 佐草 | ||
▼2017年7月18日 果実 玉湯 | ||
▼果実を包む萼は直径約1cm。 | ||
▼2007年2月12日 乃白 | ||
▼2007年2月12日 佐草 | ||
▼2005年6月19日 玉湯 | ||
2003年10月4日 乃白 | 2003年8月3日 城山公園 | 2003年9月23日 乃白 |