多年草 本州〜九州の山地の林下に生える。ミズヒキに似ているが、茎は最上部までは枝を分けず、常に中空。 葉は茎の上部に集まり、長楕円形でやや厚く、鋭尖頭、両面は無毛か長さ0.2〜0.3mmの毛がある。そう果は大きく、長さ3〜3.5mm。花期は8〜10月。(日本の野生植物) 茎は中空、直立する。葉は間隔が短く、密に互生し、濃緑色、長さ10~18㎝の長楕円形、毛はほとんどなく、先が尾状に尖る。表面は葉脈がほとんど窪まず、毛がなく、光沢があり、さわるとゴムのような感触がある。葉裏は脈が明瞭で、ややざらつく。葉には黒班がない。ミズヒキより花序が長い。花はミズヒキによく似ている。痩果は長さ3~3.5㎜。(三河の植物観察) 学名は、Persicaria neofiliformis タデ科イヌタデ属 似た花のミズヒキは葉の両面に毛が多く、果実が長さ約2.5mm。 |
▼2017年9月4日 東忌部 | ▼花は直径約5mm。 | |
▼長い花序に花をつける。 | ▼花序は長さ約40cm。 | |
▼葉は長さ約20cm、葉先が長く尖り、黒斑はない。 | ▼両面ともほぼ無毛。 | |
▼2009年9月13日 宍道 | ▼長い花序に花をたくさんつける。 | |
▼葉の表裏ともほとんど無毛。 | ||
▼2012年8月30日 大東 | ||
▼葉は長さ約15cm。先が長く尖る。 | ▼表面に微毛がある。 | |
▼裏面はほとんど無毛。 | ▼非常に長い花序を出す。 | |
▼2008年8月24日 宍道 | ||
▼2006年8月19日 枕木 | ||
▼花序が非常に長い。 | ▼茎は中実になっている。 | ▼右上の斑紋のある葉はミズヒキ。 |
▼2018年11月1日 東持田 | ||
▼先端に鈎状の花柱が残る。 | ▼果実は花被の中にある。 | |
▼花被を除いた果実。 | ▼果実は長さ約3mm。 | ▼葉の先端は長く尖る。 |
▼葉の表裏ともほぼ無毛。 | ||
▼茎に中空の部分があった。 | ||