常緑小低木 東海地方、紀伊半島〜沖縄の暖地の林内に生える。高さ50〜100cmになる。葉は対生。葉身は長さ10〜15cm、幅4〜6cmの長楕円形〜卵状楕円形。先はとがり、ふちには鋭い鋸歯がある。花は両性。枝先に小さな花が集まってつく。花には花弁も萼もなく、子房の横に雄しべが1個つく。果実は核果。直径5〜7mmの球形で、12〜3月に朱赤色に熟す。核は直径3〜4mm。花期は6〜7月。(樹に咲く花) 学名は、Sarcandra glabra センリョウ科センリョウ属 品種として、果実が黄色く熟すキミノセンリョウ(Sarcandra glabra f. flava)がある。 |
▼2014年7月12日 下東川津 | 雌しべの子房の横に雄しべがつく。 | |
▼雌しべは長さ約2mm、雄しべは2.5mm。 | ▼雌しべ、子房の上に柱頭が乗る。 | |
▼雄しべ、葯がある。 | ▼葯は雄しべの左右に1個ずつ2個ある。 | |
▼葯がはじけて花粉が出る。 | ||
▼2011年7月9日 玉湯 | ||
▼2011年7月28日 若い果実 玉湯 | ||
▼2010年2月28日 玉湯 | ▼葉は長さ約16cm。 | |
▼茎にはふくれた節がある。 | ||
▼2010年3月20日 冬芽 玉湯 | ||
▼2014年3月3日 果実 上東川津 | ▼果実は直径約6mm。 | |
▼核は直径約4mm。 | ||
▼葉には鋭い鋸歯がある。 | ▼葉は長さ約11.5cm。 | |
▼葉は対生する。 | ||
▼2014年3月24日 果実 西長江 | ||
▼2018年9月22日 若い果実 下佐陀 | ▼果実の横に雄花が落ちた跡が残る | |
▼2008年2月2日 果実 植栽 上乃木 | ||