ヌカススキ(糠薄)

1年草
ヨーロッパ原産。明治年間の初めに観賞用に導入された。東海地方以西の陽当たりのよい道ばたや空き地に群生する。稈は直立して高さ40cmほどになる。葉は線形でざらつくが無毛。稈の先端で細かく分岐して、長さ3mmほどで2小花を含む小穂をややまばらにつける。2小花には4mmほどの芒がある。 花期は春〜夏。(日本帰化植物写真図鑑)
学名は、Aira caryophyllea
イネ科ヌカススキ属
よく似たハナヌカススキは小穂の芒が1本。



▼2014年5月17日 玉湯

ヌカススキ花序

ヌカススキ小穂

ヌカススキ小穂

▼小穂は長さ約2.5mm、2個の芒が出る。▼2個の苞穎、芒はほぼ同長。▼小穂には2小花があり、各々に芒がある。

ヌカススキ小穂

ヌカススキ小穂

ヌカススキ小穂

▼小花の芒は長さ約4mm。▼芒は護穎の背から伸び、護穎の基部に白色の毛があり、上部にも毛がある。

ヌカススキ小花

ヌカススキ小花

ヌカススキ

ヌカススキ




▼2009年5月23日 小穂には芒が2本ある。 八雲

ヌカススキ

ヌカススキ

▼2009年5月19日 小穂の様子 2本の芒がある。 玉湯▼1小穂には2小花ある。

ヌカススキ

ヌカススキ

ヌカススキ

▼2009年5月9日 浜乃木▼小穂には芒が2本ある。

ヌカススキ

ヌカススキ

ヌカススキ

▼小花を1個取り出した。▼葉舌は大きい。

ヌカススキ

ヌカススキ

ヌカススキ

▼2004年5月15日 袖師

ヌカススキ

ヌカススキ



島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
松江の花図鑑