ニガカシュウ(苦荷首烏)

つる性多年草
関東地方以西〜沖縄の山麓や川岸などに生える。塊根は大きく円形で、外皮は黒く、ひげ根が多い。茎は長く、葉は互生し、長柄がある。葉身は、大きな円心形で鋭尖頭、全縁、7〜11脈があり、無毛、幅5〜12.5cm。柄は3〜9.5cm。葉腋に珠芽ができる。雄株は葉腋から穂状花序をだすかまたは穂状花序を複生した円錐花序をだす。雄花は無柄、苞と少苞がある。花被片は6個、紫色を帯びる、披針形、鈍頭、長さ2mm。雄しべ6個。雌株は葉腋から長い穂状花序をだす。花被片は6、披針形、鈍頭、長さ2mm。雄しべは6、花柱は長さ0.7mm、先は3裂。花期は8〜10月。(原色日本植物図鑑)
学名は、Dioscorea bulbifera
ヤマノイモ科ヤマノイモ属
似た花の比較



▼2015年9月5日 雄花 大草▼花が白色から紫色になる。

ニガカシュウ花

ニガカシュウ花

ニガカシュウ花

▼花序は長さ約7.5cm。▼花は白色〜紫色に変化する。

ニガカシュウ花序

ニガカシュウ花

ニガカシュウ花

▼花は直径約4mm。▼雄しべが6個ある。▼花被片6個はほぼ同長。

ニガカシュウ花

ニガカシュウ

ニガカシュウ花

ニガカシュウ




▼2012年9月20日 雄花 玉湯▼花が白色から紫色になる。▼花は長さ約4mm。

ニガカシュウ花

ニガカシュウ花

ニガカシュウ花

▼花を開いてみた。▼葉は円心形で先が急に細まって尖る。▼葉は無毛、葉柄の先に縮れたひれがある。

ニガカシュウ花

ニガカシュウ葉

ニガカシュウ葉

▼葉の裏面は無毛。▼葉柄の基部に縮れたひれがある。▼葉柄の基部は耳状に張り出し茎を抱く。

ニガカシュウ葉裏面

ニガカシュウ葉柄

ニガカシュウ葉柄

ニガカシュウ花序

ニガカシュウ葉

ニガカシュウ

▼2012年9月16日 雄花 玉湯

ニガカシュウ花

ニガカシュウ花

ニガカシュウ花

▼花は長さ約4mm。花被片は6個。▼花冠の内部、雄しべは6個。

ニガカシュウ花

ニガカシュウ花

ニガカシュウ花序

ニガカシュウ花序

ニガカシュウ花序

ニガカシュウ葉

▼2012年9月11日 蕾とムカゴ 玉湯▼ムカゴには突起があり、直径約1.2mm。

ニガカシュウ花序

ニガカシュウ ムカゴ

ニガカシュウ

▼葉柄の基部に縮れたひれがある。

ニガカシュウ葉

ニガカシュウ葉柄

ニガカシュウ

▼2010年9月4日 蕾 玉湯

ニガカシュウ蕾

ニガカシュウ蕾

ニガカシュウ蕾

ニガカシュウ

▼2009年9月21日 ムカゴ 宍道

ニガカシュウ ムカゴ

ニガカシュウ葉

ニガカシュウ葉柄

ニガカシュウ

▼2009年9月13日 ムカゴ 玉湯

ニガカシュウ ムカゴ

ニガカシュウ

▼2008年8月24日 ムカゴ 玉湯

ニガカシュウ ムカゴ

ニガカシュウ ムカゴ

ニガカシュウ葉

▼葉柄の上端にちぢれたひれがある。

ニガカシュウ葉裏面

ニガカシュウ葉柄

ニガカシュウ

ニガカシュウ

▼2009年7月12日 玉湯▼葉柄の上下の端に縮れたひれがある。

ニガカシュウ葉

ニガカシュウ葉柄

ニガカシュウ

▼2012年6月25日 幼株 玉湯▼葉柄上部の縮れたひれ。▼葉柄基部が耳状に張り出し茎を抱いている。

ニガカシュウ幼株

ニガカシュウ葉柄

ニガカシュウ葉柄

ニガカシュウ幼株

▼2012年9月20日 ムカゴ 大草

ニガカシュウ ムカゴ

ニガカシュウ葉

ニガカシュウ

▼2012年9月27日 大井▼葉柄の両端に縮れたひれがある。

ニガカシュウ葉

ニガカシュウ葉柄

ニガカシュウ

▼2013年7月17日 八雲▼葉柄の先端に縮れたひれがある。▼葉柄の基部に縮れたひれがある。

ニガカシュウ葉

ニガカシュウ葉柄

ニガカシュウ葉柄

ニガカシュウ



島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
松江の花図鑑