1〜越年草 ヨーロッパ原産。江戸時代末期に渡来した。庭などに植えられたものが野生化し、本州〜九州の海岸などに群生している。高さ20〜30cmになり、全体に開出毛があり、上部には腺毛もまじる。葉は長さ2〜4cm。茎の下部の葉はへら形、上部の葉は倒披針形で先がとがる。茎の上部に直径約7mmの花が総状につく。花弁は白色で、舷部の中央に紅紫色の大きな斑点があり、基部には披針形の小鱗片がある。萼筒には赤褐色を帯びた10脈があり、花のあと卵形に膨らみ、長い毛と短い腺毛が生えている。さく果は萼に包まれたまま熟す。花期は5〜6月。(野に咲く花) 学名は、Silene gallica var. quinquevulnera ナデシコ科マンテマ属 似た花に花弁の赤い斑点のないシロバナマンテマがある。 |
▼2011年5月7日 末次 | ▼萼には長い毛と短い腺毛が多い。 | |
▼2010年6月12日 大井 | ||
▼2010年5月1日 乃白 | ||
▼2009年5月31日 八雲 | ▼若い果実。 | |
▼シロバナマンテマと混生している。 | ||
▼2006年6月11日 宍道 | ||
▼2013年6月16日 果実 東出雲 | ▼熟した果実は先端が6裂し種子が出る。 | |
▼果実は長さ約1cm。 | ▼種子は長さ約1mm。 | |
▼畝状の隆起が放射状に伸びる。 | ||
▼花は直径約7mm。 | ▼花の萼は細いが、受粉すると膨らむ。 | |
▼葉は対生する。 | ||
▼2012年6月25日 果実 玉湯 | ▼果実は長さ約7mm。 | ▼果実の先端は6裂し、種子が出る。 |
▼種子は長さ約1mm。 | ||
▼2010年7月18日 果実 大井 | ▼熟すと先端が6裂する。 | ▼若い果実。 |