シロバナマンテマ(白花マンテマ)

1〜越年草
マンテマの学名上の母種はシロバナマンテマで、花弁が白色または淡紅色。花期は5〜6月。(野に咲く花)
[マンテマ]
ヨーロッパ原産。江戸時代末期に渡来した。庭などに植えられたものが野生化し、本州〜九州の海岸などに群生している。高さ20〜30cmになり、全体に開出毛があり、上部には腺毛もまじる。葉は長さ2〜4cm。茎の下部の葉はへら形、上部の葉は倒披針形で先がとがる。茎の上部に直径約7mmの花が総状につく。花弁は白色で、舷部の中央に紅紫色の大きな斑点があり、基部には披針形の小鱗片がある。萼筒には赤褐色を帯びた10脈があり、花のあと卵形に膨らみ、長い毛と短い腺毛が生えている。さく果は萼に包まれたまま熟す。花期は5〜6月。(野に咲く花)
学名は、Silene gallica var. gallica
ナデシコ科マンテマ属
花が白色で似ているものにホザキマンテマがあるが、ホザキマンテマは花弁が深裂する。



▼2014年4月23日 東朝日▼萼は長さ約1cm。

シロバナマンテマ花

シロバナマンテマ花

シロバナマンテマ花

▼花は直径約9mm。

シロバナマンテマ花

シロバナマンテマ

シロバナマンテマ




▼2013年6月27日 嫁島▼果実を包んでいた萼は落ちてしまう。

シロバナマンテマ花

シロバナマンテマ果実

シロバナマンテマ

▼2013年6月3日 袖師

シロバナマンテマ花

シロバナマンテマ花

シロバナマンテマ果実

▼果実の先端は6裂する。▼花は直径約9mm。

シロバナマンテマ果実

シロバナマンテマ花

シロバナマンテマ花

▼果実は長さ約9mm。▼花は直径約9mm。▼果実の縦断面。

シロバナマンテマ果実

シロバナマンテマ果実

シロバナマンテマ果実

▼果実は萼に包まれている。▼果実の中は3室ある。▼種子は長さ約1mm。

シロバナマンテマ果実

シロバナマンテマ果実

シロバナマンテマ種子

▼畝状の隆起が放射状に伸びる。

シロバナマンテマ種子

シロバナマンテマ種子

シロバナマンテマ種子

シロバナマンテマ

シロバナマンテマ

シロバナマンテマ

▼2012年6月11日 大草▼若い果実▼種子は長さ約1mm。

シロバナマンテマ花

シロバナマンテマ果実

シロバナマンテマ種子

▼2012年6月5日 本庄▼若い果実。

シロバナマンテマ花

シロバナマンテマ花

シロバナマンテマ果実

▼果実は萼に包まれている。▼萼には長毛と短い腺毛が密生する。

シロバナマンテマ果実

シロバナマンテマ萼

シロバナマンテマ萼

▼若い果実は長さ約7mm。▼果実の縦断面。▼果実の横断面、若い種子は長さ約1mm。

シロバナマンテマ果実

シロバナマンテマ種子

シロバナマンテマ種子

シロバナマンテマ

シロバナマンテマ

▼2009年5月31日 八雲▼マンテマと混生している。

シロバナマンテマ花

シロバナマンテマ

▼2005年5月8日 西忌部

シロバナマンテマ花

シロバナマンテマ花

シロバナマンテマ葉

シロバナマンテマ葉

▼2006年5月21日 八雲

シロバナマンテマ花

シロバナマンテマ花

シロバナマンテマ葉

シロバナマンテマ葉

シロバナマンテマ

▼2004年5月8日 浜乃木

シロバナマンテマ花

シロバナマンテマ

シロバナマンテマ

▼2006年6月3日 乃白

シロバナマンテマ花

シロバナマンテマ花

シロバナマンテマ

▼2007年2月12日 浜乃木

シロバナマンテマ葉

シロバナマンテマ葉

シロバナマンテマ葉



島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
松江の花図鑑