1年草 ヨーロッパ原産。1945年に東京で気づかれ、海岸の裸地や海岸埋立地に群生する。高さ20〜80cm。茎はよく分岐し、下方の枝は茎から直角にでる。若い部分の葉,茎は白色の粉状粒におおわれる。葉は下部では対生,上部では互生。有柄で下部の葉は正三角形に近く、上部のものほど細長くなる。雌雄同株で雌雄の花は混在して穂を作る。花期は9〜11月。(日本帰化植物写真図鑑) 中国植物志に「(葉の)基部凹或近截平」とある。 学名は、Atriplex prostrata ヒユ科ハマアカザ属 よく似た仲間にハマアカザがあり、葉が三角状卵形で基部がくさび形となる。 |
▼2010年10月11日 島根 | ▼表面に突起や、縁に歯牙がある。 | |
▼2010年10月6日 美保関 | ||
▼2007年6月10日 島根 | ▼葉の基部は鉾形になる。 | |
▼下部の葉は対生する。 | ▼下部の枝は直角に出る。 | |
▼2011年7月23日 鹿島 | ▼上の葉はハマアカザ。ホコガタアカザの下部の葉はほとんど正三角形。 | |
▼上の葉はハマアカザ | ▼ハマアカザの葉の裏面 | |
▼ハマアカザの全体 | ||
▼2011年7月6日 美保関 | ||