エビヅル(蝦蔓)

落葉つる性木本
本州〜沖縄の丘陵から山地の林内や林縁に生える。巻ひげで他物にからみつく。本年枝は細く、はじめクモ毛がある。葉は互生。葉身は長さ幅ともに5〜8cmの卵形〜広卵状三角形。ふつう3〜5裂するが、切れ込み方は変化が多い。縁には浅い鋸歯がある。基部は深いハート形。表面ははじめクモ毛があるが、後に無毛。裏面は淡褐色または白色のクモ毛に覆われ、秋まで残る。葉柄は長さ2.5〜8cm。雌雄別株。葉と対生して長さ6〜12cmの円錐花序を出し、黄緑色の小さな花をつける。花弁は開花と同時に落ちる。両性花の花序は雄花序より小形で花はまばらにつく。雄花の雄しべは長く、両性花の雄しべは短い。果実は液果。直径約6mmほどの球形で、黒く熟す。種子は暗赤褐色で長さ4mmほど。花期は6〜8月。(樹に咲く花)
学名は、Vitis ficifolia
ブドウ科ブドウ属
葉の切れ込みの深いものをキクバエビヅル(Vitis ficifolia f. sinuata)といい、西日本に多い。


2005年7月17日 雌花(両性花)雌株  八雲森脇  花弁は早く落ちる。雌しべの柱頭と雄しべがある。
エビヅル花 エビヅル花 エビヅル花
エビヅル エビヅル



2004年8月10日 雄花(雄株) 雄しべが長い。 佐草
エビヅル花 エビヅル花 エビヅル
エビヅル葉 エビヅル葉裏面
雌花(両性花)(雌株)若い果実。
エビヅル花 エビヅル エビヅル果実
エビヅル葉
2005年7月18日 雄花(雄株) 鹿島古浦
エビヅル花 エビヅル花 エビヅル花
エビヅル花序 エビヅル葉 エビヅル葉裏面
エビヅル
2013年9月22日 果実 鹿島
エビヅル果実 エビヅル果実 エビヅル果実
直径約1cm。種子は4個入る、長さ4〜5mm。種子の背面、長さ約5mm。
エビヅル果実 エビヅル種子 エビヅル種子
種子の腹面。キクバエビヅルのタイプ。葉身は長さ約8cm。
エビヅル種子 エビヅル葉 エビヅル葉
脈上に毛がある。裏面にはクモ毛がある。
エビヅル葉 エビヅル葉裏面 エビヅル葉裏面
若い果実。
エビヅル果実 エビヅル エビヅル
2005年10月1日 果実 佐草
エビヅル果実 エビヅル果実 エビヅル
2006年8月5日 若い果実 鹿島
エビヅル果実 エビヅル葉 エビヅル葉裏面
2007年1月21日 冬芽 東忌部
2005年9月18日 果実 東忌部
エビヅル冬芽 エビヅル冬芽 エビヅル


島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
松江の花図鑑