アオウキクサ(青浮草)

1年草
北海道〜九州の溜池や水田、水路などに生育する浮遊植物。水田ではウキクサと並んでもっとも普通。葉状体は倒卵状広楕円形、長さ3〜5mm、幅2〜4mm、比較的薄く3脈が見える。表裏とも淡緑色。根は1本で長さ〜5cm、根鞘基部に翼がある。根端は鋭頭。盛んに開花し、花は1個の雌しべと2個の雄しべからなり、自家受粉によってよく結実する。種子は長楕円形で長さ1〜1.5mm。秋になると葉状体は枯死し、種子で越冬する。水田では5〜6月ごろに種子から発芽した幼植物が見かけられる。花期は7〜9月。(日本の水草)
学名は、Lemna aoukikusa
サトイモ科アオウキクサ属
よく似たコウキクサは、根鞘基部に翼がなく、根端は鈍頭。



▼2011年8月10日 玉湯▼根は1本で長さ5cm以上ある。

アオウキクサ

アオウキクサ

アオウキクサ

▼1個の葉状体は長さ約4mm。▼根を1本出す。

アオウキクサ

アオウキクサ

アオウキクサ

アオウキクサ

アオウキクサ




2011年7月31日 西浜佐陀

アオウキクサ

アオウキクサ

アオウキクサ

アオウキクサ

アオウキクサ

2004年7月19日 東出雲須田

アオウキクサ

アオウキクサ

2004年8月1日 大きい植物は別属のウキクサです。 玉湯

アオウキクサ



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