出雲国十三仏霊場・七福神霊場巡り

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2024年5月15日(水)〜5月27日(月) 出雲国十三仏霊場・七福神霊場巡り  全体ルート(別画面表示)

 出雲国十三仏と七福神を歩いて巡ってみました。

 去年は出雲国三十三観音霊場を巡ったので、今年は十三仏を巡ってみようと思っていました。ただ、十三仏は松江市内のみになり、数も少ないので、七福神を加えて歩こうと思いました。十三仏には特番の2ヶ寺があるので、合わせて22ヶ寺をめぐることになります。
 まずは家から最も遠い出雲市の弘法寺からはじめ、木次、簸川、平田を通って宍道湖北岸を東進し、松江市内から安来へ向かい。安来から引き返し、東出雲町上意東から八雲、忌部、玉湯を越えて宍道町来待の岩屋寺から折り返し、玉湯町の清巌寺、報恩寺で終わるルートを歩くことにしました。

 「十三仏」は初七日の不動明王から始まり三十三回忌の虚空蔵菩薩までの縁日を司る仏様(二十五回忌を入れると十四仏)です。出雲国十三仏霊場は、昭和57年(1982)に当時の松江市と八束郡にある高野山真言宗の寺院によって作られたようで、その後特番として愛染明王の宗昌寺、胎大日如来の霊感寺が加わり15箇寺となっています。現在は市町村合併によりすべて松江市内となりました。
 1番 高祖寺 2番 朝日寺 3番 成相寺 4番 満願寺 5番 薬師院 6番 千手院 7番 自性院 8番 迎接寺 9番 東泉寺 10番 乗光寺 11番 弘徳寺 12番 報恩寺 13番 岩屋寺 特番 宋昌寺 特番 霊感寺

「出雲国七福神霊場巡り」は、西は出雲市から東は安来市までの寺院によって昭和55年(1980)3月に作られ、日本3大七福神のひとつと言われ、神代から伝わる七ヶ寺七福の功徳と霊験を授かるために行われているそうです。なお、番外に出雲大社と美保神社が加えられていますが、今回は省略し、7ヶ寺のみとしました。
 1番 大黒天 松源寺(安来市)、2番 福禄寿 龍覚寺(松江市寺町)、3番 布袋尊 清巌寺(松江市玉湯町)、4番 恵美須天 洞光寺(雲南市木次町)、5番 弁財天 弘法寺(出雲市下古志町)、6番 毘沙門天 西光院(出雲市斐川町)、7番 寿老人 本性寺(出雲市小境町)

食事は基本的に、朝:パンとコーヒー、昼食:パン、夕食:非常食ご飯と味噌汁にしました。間食:カロリーメイト、キャンディー。田舎や山間部にはコンビニや自販機がないので、場所により早めの調達が必要です。また、テント設営場所によっては、最低500mlの水を確保しておく必要もあります。5月中旬は日中は汗の出るほど暑いのですが、早朝は冷え込み、寝袋の上から保温用のアルミシートをかけないといけない日が何日もありました。


1日目 2024年5月15日(水) 晴のち曇 西出雲駅〜七福神5番弘法寺〜出雲市上島町森坂

 まずは一番西端から始めようと西出雲駅から出発しました。駅前から東へと進み途中で道を間違えながら、小さな路地を入っていくと、弘法寺の山門が見えてきます。弘法寺の弁財天は本堂に祀られていますが、境内にも別の弁財天を祀ったお堂があります
 弘法寺を出てからは、神戸川の堤防を遡り、馬木新大橋を渡りましたが、ここから斐伊川放水路へ向かわなければいけないところを、川沿いに馬木吊橋まで行ってしまい引き返すことになりました。ここで昼食として休憩です。
 斐伊川放水路をひたすら歩いていくと、やがて斐伊川の分流堰で斐伊川に出会います。低い丘陵地帯とはいえ、山を削って川を作ってしまうとは、大変な工事量だとだと思いました。
 斐伊川に出会うと、そのまま堤防の県道を進みますが、県道には歩道がなく、しょっちゅう大型ダンプ等が通るので、堤防下の市道を通るようにしました。夕方になり、テントの設営場所を探しながら行くと、森坂大橋近くのバス停脇の空き地が目に入りましたが、堤防下の田んぼの脇にも空き地が見えたので、道路脇は避けて田んぼの脇にテントを張ることにしました。約歩行距離15.8km

8:50
西出雲駅
今回の荷物 9:24
神戸川小学校前

9:59
路地の奥に山門が見える。
10:00
山門をくぐる。
10:02
弘法寺鐘楼門前


弘法寺本堂

境内の辯天堂
10:36
神戸川の土手を行く。古志大橋

11:21
馬木新大橋を渡る。
11:40
馬木吊橋まで来てしまう。
12:02
斐伊川放水路 半分公園前

13:18
斐伊川放水路分流堰
13:51
出雲市船津
14:08
宇奈手船津地区集落排水処理センター手前

14:41
山陰自動車道の高架をくぐる。
15:13
出雲市上島町 テップ工場脇を行く。
16:16
上島浄水場手前で市道から県道へ上がる。

16:28
上島町 森坂大橋手前
17:00
田んぼ脇にテント設営

2日目 2024年5月16日(木) 晴のち曇・雨 出雲市上島町森坂〜七福神四番洞光寺〜雲南市加茂町三代

 森坂の堤防下から県道を進むと、やがて雲南市三刀屋町に入ります。道路脇に石柱があり、「八大龍王」と刻まれていました。八大龍王は水を守る神であり、斐伊川の氾濫の災害を避けようとしたものだそうです。
 峯寺への分岐を過ぎたところで、県道を直進すべきところを、間違えて松江道路の高架をくぐって西へ向かっていました。このあたりから弱い雨が降り出しました。県道まで引き返し、三刀屋川を渡ったところのスーパーで買物と休憩をしました。「昨日、斐伊川放水路のあたりで見かけたよ。」と声をかけていただきました。
 斐伊川を木次大橋で渡るとすぐにJR木次駅に到着しました。観光案内所で洞光寺の場所を確認し、少し休憩しました。木次の古い町並みを南へ向かって歩いていると、焼さばと書かれたのぼりが見えました。雲南市は焼さばが名物となっているので、今日の昼食用に焼さばの巻きずしを買いました。
 木次郵便局を過ぎたところから小さな道へ左折して行くと、教えてもらっていたのですが、よくわからず通りがかった方に尋ねると、「そこの路地を入ったところです。」と教えていただきました。小さな道ではありますが、普通の道路でした。踏切を渡って、少し登ると、寺標が見えてきます。ちょうど昼時なので、先ほど買った焼さばの巻きずしをいただき、休憩です。雨は午前中で終わりのはずですが、弱い雨がまだ降っています。
 13時に洞光寺からもと来た道を引き返し、斐伊川の堤防を下っていきます。雲南市役所前を過ぎ、松江道路の高架下を通ってしばらく行くと、県道は右へとカーブしますが、そのまま堤防の道を進みました。夕方近くになるとやっと雨もやみました。
 三代浄水場を過ぎて1.3kmほど行くと、舗装道路は終わり、その先は少し入ってみても、出口がわからないので、道を探して引き返しました。300mほど引き返すと、堤防の下から田んぼの中を通って県道へ続く道が確認できたので、今日はこの堤防でテントを張ることにしました。歩行距離約17.3km/積算33.1km

6:30
堤防下の草道を歩く。
6:48
上島町和久輪バス停付近
7:14
和久輪排水門付近

7:18
雲南市三刀屋町へ入る。
7:53
自動車道の高架が見えてくる。
8:37
三刀屋町小原水防庫脇の「八大龍王」碑

9:01
右へ入ると峯寺の方へ行く。
9:12
間違えて松江道の高架をくぐってしまう。
10:42
木次町下熊谷

10:50
木次大橋
11:15
木次駅

木次の街の焼き鯖店。


焼き鯖の太巻き
11:50
木次の街から路地へ入る。

洞光寺前


山門

石段の上に鐘楼門がある。
12:06
本堂


雲騰院
13:47
木次大橋前から斐伊川を下る。
14:58
松江道路の高架下を行く。

15:57
第23警報局前
16:57
進みすぎて、道路がなくなる。
17:13
少し引き返し、堤防下へ下がる。

17:45
雲南市加茂町神原 テント設営



3日目 2024年5月17日(金) 晴れ 雲南市加茂町三代〜七福神六番西光院〜斐川町三分市東部

 昨夜は雨が降っていたようで、テントが濡れていて、とりあえず水滴を簡単に拭き取って片付けです。堤防下から田んぼの中の道を通って県道へ出て、矢口神社前から赤川の堤防を進むと、出雲市斐川町に入ります。ここの堤防道路脇に石柱があり文字が刻まれていますが「八□□□」としかわからず、近所の方に尋ねると、「私もわからないが、水神さんと言っている。」とのことでした。これも、やはり「八大龍王」の石碑のようです。
 森坂大橋のたもとから県道を離れ、上阿宮の集落へ入って、阿吾神社の前を通り、再び県道へ合流し、武部峠へと向かいます。ここの田んぼの土手にヤセウツボの花が咲いていました。詳しくは見られませんでしたが、初めて見るものでした。
 武部峠を越える県道は、新しくトンネル工事が行われていて、完成すれば細い峠道を越えることなく、斐川と雲南が結ばれることでしょう。峠近くで昼食とし、小休憩。下りてきたところには武部東公民館があり、去年はここから蓮台寺へ向かっています。
 公民館から少し西へ行くと、田んぼの中にまっすぐ道が延びており、暫く歩くと左手の山際に西光院が見えてきます。西光院でしばらく休憩して、寺から北へ向かう小さな川沿いに進みました。荒神谷浄化センターの公園脇から踏切・新建川を渡り、川沿いの道を北上します。橋から600mほど進んで、北へ向かって田んぼの中の道を市街地へ進みました。市街地へ入って東へ進むと、国道9号と交差しますが、そのまま直進し、庄原幼稚園前で左折し県道184号を北上します。斐川町沖洲の石碑のある交差点を右折し、その先で左折して県道23号を進み、黒目東交差点から斐川町三分市の学頭屋橋まで来ました。今日は西風が強く、まともにはテントが張れないと思っていましたが、ちょうど排水機場のような建物があり、その風下の脇にテントが張れるスペースがあるので、今日はここまでとしました。歩行距離約13.5km/積算46.6km

8:33
八口神社
9:07
出雲市斐川町へ入る。
9:23
「八大龍王」の石碑

9:46
森坂大橋

ヤセウツボ
10:00
阿吾神社

10:34
細谷公民館前
10:48
工事中の阿宮武部トンネル
10:57
カーブミラーの中の姿

11:00
11:46
武部峠を越えた。
12:41
武部東公民館

12:43
田んぼの中を行く。
13:00
左手に寺が見えてくる。

13:09
西光院 本堂

鐘楼

毘沙門堂と地蔵堂

13:54
小さな川沿いを北進する。
14:32
荒神谷地区浄化センター前の踏切を渡る。

斐川町荘原 新建川から北へ曲がる。

15:12
9号線南の荒神谷への市道交差点
15:36
庄原幼稚園前交差点を左折する。
16:51
県道23号との交差点

16:59
黒目東交差点
17:22
斐川町三分市

建物脇にテント設営

4日目 2024年5月18日(土) 斐川町三分市東部〜七福神七番本性院〜松江市大野町津ノ森

 とりあえずの目的地平田町布崎はまだ東の方だろうと、学頭屋川の堤防を1kmほど下って行くと六丁場という地区になり、どうも様子が違うので、近所で尋ねると、「この先は宍道湖で、斐伊川を渡る橋はない。」とのことでした。やはり、先ほどの県道23号を直進しなければいけなかったようです。
 県道まで引き返し、県道を真っ直ぐ進むと、斐伊川を渡り出雲市灘分町に入ります。少し進み、踏切を越えると国道431号に合流し、布崎駅で昼食休憩とし、園駅でも休憩し、国道の一畑薬師入り口へ向かいます。
 一畑薬師入口の交差点から北へ向かい、旧道へ入ると、左脇に石地蔵がありますが、これは一畑薬師へ案内する丁地蔵だそうです。旧道はすぐ県道に合流し、しばらく行くと県道は大きくカーブしますが、また旧道が直進しています。旧道の途中には佐香神社があり、松尾神社とも呼ばれお酒の神様が祀られており、お祭りの時には多くの杜氏の方々が参拝されるそうです。神社を過ぎると、左手の山の中腹に本性寺が見えてきます。寺標から参道を上がると、石段の上に山門があり、その奥に本堂があります。
 本性院から国道431号へ引き返し、近くのローソンでパンや缶ビールを買いました。少し歩いた美野町の峠付近の日陰になったリュックをおろせる台状のものがあったので、ここで缶ビールをいただき、少し休憩です。暑い中の冷たいビールは美味しいですが、このあと立ち上がりたくなくなってしまいます。
 峠を越え踏切を渡って大野町の旧道へ入ります。津ノ森集落へおりてくると、右手の湖岸に大野津神社が見えてきます。今日はこの神社の横の湖岸にテントを張ります。歩行距離約15.7km/積算62.3km

7:48
間違って学頭屋川を下がってしまう。
8:01
圃場橋から北へ向かう。
8:04
更に東へ向かい、六丁場で引き返す。

9:11
県道23号斐川町坂田の交差点
9:31
旧平田市域に入る。
9:40
灘橋で斐伊川を渡る。

10:17
出雲市灘分町交差点
11:01
一畑電鉄新田県道踏切
12:17
出雲市園町宍道湖公園交差点手前

12:50
一畑電鉄園駅
13:30
国道431号鹿園寺町
13:40
宍道湖の風景

13:54
一畑薬師方面へ分岐
13:56
旧道の草陰に一畑薬師への丁地蔵がある。
14:12
カーブを直進し、旧道を行く。

14:28
佐香神社(松尾神社)
14:34
山の中腹に寺が見える。
14:37
寺標から参道をあがる。

14:40
本性寺山門前
14:42
本性寺本堂

15:56
国道まで帰る。
16:39
出雲市美野町
17:50
美野市道1踏切

18:08
線路向こうに大野津神社が見える。
19:00
神社後の湖岸にテント設営。


5日目 2024年5月19日(日) 曇 松江市大野町津ノ森〜十三仏一番高祖寺〜十三仏二番朝日寺

 少し寒い朝を湖岸で迎えました。国道431号を東へ進み、フォーゲルパークの前を過ぎ、旧道へ入って、一畑電車秋鹿町駅で休憩です。秋鹿町駅からは北へと曲がり、元広域農道へ向かいます。この途中の本谷会館の前には「左一畑道」と刻まれた石碑があり、一畑薬師への参拝道の名残です。元広域農道まで歩くと、交差点の右前に高祖寺が見えてきます。長い石段を上がると、本堂があります。
 高祖寺からは元農道を東へと進み、西長江町公民館前から元長江小学校前の交差点までやってきました。元小学校校庭のベンチで横になっていたら、いつの間にか寝ていました。ここから左折し、谷の東側を北に上がっていきます。朝日寺の案内看板を左に見て、50分ほど進むと、道路脇に不動明王の坐像が祀られています。さらに植林地内の道を上がっていくと、駐車場に着き、ここから参道(登山道)になります。普通なら30分程で上がれる参道ですが、50分ほどかかって朝日寺までたどりつきました。本当は東の峰、西の峰へ行ってみたいところですが、その元気がありませんでした。
 途中で昼寝をしたこともあり、時間が遅くなってきたので、今日はここの休憩所でお世話になることにしました。ここの休憩所にはガスや電子レンジがあり、インスタントラーメンやレトルトカレーなどが全て、100円で売られています。宿泊していいかどうかもわかりませんでしたが、戸締まりをされる様子もないので、久しぶりに畳の上で寝ることにしました。夕食はご飯とレトルトカレーを買ってカレーライスでした。歩行距離約10.3km/積算72.6km  

8:12
大垣町 大山が霞んで見える。
8:43
フォーゲルパーク前
9:14
旧道沿いの艫田神社

9:42
一畑電鉄秋鹿町駅
10:11
本谷会館手前
10:13
一畑薬師への道標

10:22
元農道との交差点
10:24
寺標から参道へ入る。

長い石段を上がる。

10:27
高祖寺本堂

羅漢堂
11:34
西長江町公民館付近

12:03
長江小学校跡で昼寝。ここから北へ曲がる。
14:03
案内看板
14:42
ここから道が狭くなる。

14:49
不動明王像
15:05
15:19
駐車場 登山道入り口

15:48
中程の接待地蔵
16:06
石段を上がる。
16:09
朝日寺本堂


休憩所

色々なものが用意されている。


6日目 2024年5月20日(月)晴 朝日寺〜十三仏三番成相寺〜十三仏五番薬師院〜十三仏四番満願寺

 朝日寺から西の峰へ向かう橋の下をくぐって、下っていきます。すぐに右手に成相寺への分岐があり、少し下がって行くと、古浦方面との分岐になる鷺目越から右へ分かれて下っていきます。40分ほど急な山道を行くと、平地の作業道に下りてきます。途中の山道で降り積もった竹の枯れ葉に足を滑らせ転倒してしまいました。重い荷物のせいでなかなか立ち上がれず、顔や手に擦り傷もできてしまい、後で気がついたのですが、どこかで帽子も落としてしまったようです。川沿いに作業道を進むと、30分ほどで成相寺前の登山道分岐のところへ出てきます。ここから右へ突き当たると成相寺の石段があり、本堂へ到着です。
 成相寺からは、鹿島町佐陀宮内へ向かって山を越えます。寺の前から少し下がると、北へ向かって道が分岐するので谷沿いに上がって、峠から山を下っていきます。市場の集落の家に隣接して小さなお宮がありました。
 佐太神社の前から佐陀川を渡ったところのコンビニで缶ビールを買い、県道を北進し、少し行ったところの擁壁上に腰を落とし、ビールを飲んで休憩としました。少し休んで県道264号をしばらく進むと、講武川の二本橋を渡って尾坂集落の中へ向かいます。薬師院の案内看板の参道が指す左へ向かい、すぐ家並みの中の細い道を上がります。尾坂集会所の前を左折し、少し行くと、右手に道が分岐し、薬師院の幟が立ててあるので、そちらへ向かって登っていきます。昔の参道は湯戸集落センター前から石段を上がって行く道のようです。ビールを飲んだせいか、疲れからか寺の縁側で昼寝をしてしまいました。
 薬師院からはもと来た道を佐太神社前まで引き返し、宍道湖岸の満願寺へ向かいます。県道264号をひたすら南下し、元広域農道と交差すると、前方に満願寺の大きな銀杏の木が見えてきます。広い水田を横切り、国道431号と出会い、湖岸へ向かうと満願寺につきます。今日はここまでとし、湖岸にテントを張りました。歩行距離約13.0km/積算85.6km

7:58
橋をくぐって朝日寺を出発。
8:06
成相寺への分岐
8:15
鷺目越 成相寺への分岐

8:22
竹林の中を下がる。
8:59
登山道の終点
9:32
作業道を成相寺前まで下りる。

9:35
成相寺前

成相寺 本堂

10:19
鹿島町への山越えの道
10:35
峠から右へ下る。
11:09
鹿島町佐陀宮内市場 小祠

11:17
佐太神社
13:23
鹿島町名分尾坂 薬師院看板
13:40
薬師院

13:41
薬師院本堂

薬師堂
15:35
鹿島歴史民俗資料館前

16:10
松江ろう学校前
17:23
最左の銀杏の木を目指す。
18:05
満願寺本堂



鐘楼

境内からの風景

18:58
宍道湖岸にテント設営



7日目 2024年5月21日(火) 曇 満願寺〜十三仏六番千手院〜十三仏特番霊感寺〜十三仏七番自性院〜七福神二番龍覚寺〜天神町

 満願寺からは旧道を通って浜佐田の地蔵堂を過ぎ、天倫寺の前から中原町外中原町と堀川沿いに北へ向かい、黒田町の衣料品店で新しく帽子を買い求めました。その先黒田町交差点から東へ向かい、武家屋敷の前を通って左折し、北堀町から石橋町へ入りました。千手院前の急な坂道を登ると、有名な枝垂れ桜がありますが、今の時期は葉桜です。千手院には三十三観音霊場の観音閣もあります。
 千手院から石橋町を東へ進み、島根大学島付属義務教育学校前を通って、国道431号で朝酌川を渡り、しばらく行くと右手に霊感寺の看板が見えてきます。霊感寺は、今は忘れ去られようとしている島根札という観音霊場の札所にもなっています。
 霊感寺からは元の国道を通って、附属学校前まで帰り、左折して県道を南下します。総合体育館前で右折し国道431号でまた南下します。京橋川の鍛冶橋の手前で右折し、次の小さな通りを北進すると、自性院の看板が見えてきます。
 自性院から鍛冶橋へ帰り、県道21号の新大橋で大橋川を渡り、売布神社の横から寺町の町を進むと、市民活動センターの向かい側に龍覚寺の看板が見えてきます。龍覚寺は札打ちという六地蔵巡りの札所ともなっています。
 龍覚寺からは県道261号を南下し、天満宮前の広場でテントを張ることにし、近所の知り合いのお店で生ビールを1杯飲んでからにしました。町中でテントを張ると人目につきやすく、不審者ではないかと警察の職務質問にあってしまいました。歩行距離約11.6km/積算97.2km

8:56
浜佐田町 地蔵菩薩
9:57
中原町 大雄寺前
10:53
黒田町 船津橋

11:10
塩見縄手
11:30
石橋町へ
11:46
千手院前


千手院本堂

観音閣

12:54
島大付属義務教育学校前
13:08
学園通り中央交差点
13:22
右の道路に霊感寺の看板がある。

13:26
寺標から境内に入る。

霊感寺本堂

14:30
くにびき道路 島大付属義務教育学校前
15:21
母衣町 自性院の看板が見える。

山門


本堂

薬師堂
15:50
新大橋を渡る。

16:06
龍覚寺の看板がある。
16:06
龍覚寺山門

本堂


地蔵堂
18:07
天満宮前でテント設営。


8日目 2024年5月22日(水) 天神町〜十三仏十一番弘徳寺〜十三仏八番迎接寺〜十三仏九番東泉寺〜十三仏特番宗昌寺

 天満宮前から南へと天神川を渡り、国道9号を越えて真っすぐ進みます。洞光寺前から左へ上る細い道路を登っていくと、床几山入り口を過ぎたところの小さな路地の角に町内会案内図があり、その突き当りに弘徳寺が示されています。細い路地を登っていくと高台に弘徳寺が見えてきます。
 弘徳寺への路地を帰り、東へ向かって国道432号へ出て、北進すると国道9号に出会います。ここから国道をひたすら雑賀町、西津田、東津田、竹矢を通って八幡町まで歩きます。武内神社の前まで来ると、国道から左に小さな路地があり、的場池の脇へ続いています。溜池を過ぎて、三叉路を左へと進むと、迎接寺の寺標があり、石段を登ると本堂があります。ここで昼休憩としました。
 寺を出て旧道を東出雲へ向かっていきます。出雲郷橋で意宇川を渡り、揖屋の町並みを行くと、右手にJR揖屋駅が見えてきます。駅で小休止の後、町並みを過ぎたところの揖夜神社神社の手前の市原川を遡ります。JRの高架をくぐったところから左へ入ると東泉寺が見えてきます。東泉寺には京都から勧請した稲荷神社も祀られています。
 東泉寺から南へ向かうと嫌小学校の横を通って、国道9号へ出ます。一瞬どちらへ向かうのかわからなくなりましたが、左(東)へと向かいました。平賀の峠を越えて、国道はカーブしますが、そのまま直進すると、筑陽神社が左手に見えてきます。この先に寺があるはずなのですが、近くの小学生に尋ねると、宗昌寺まで案内してくれました。寺は留守で、御朱印も置いてないので、後日というわけにならないので、帰りを待つことにし、境内下の寺の駐車場にテントを張りました。8時頃に明かりがついていたので、無事に御朱印をいただき、テントの設営についても了解をいただきました。歩行距離約14.7km/積算111.9km

7:41
竪町交差点
8:04
町内案内図から路地へ入る。
8:09
弘徳寺入口

8:10
弘徳寺本堂
8:53
雑賀町 国道9号線
10:26
東津田町堂の前交差点

11:35
竹矢町 塩楯島
12:06
八幡町 武内神社前
12:11
八幡町 迎接寺の寺標が見える。

12:14
迎接寺本堂

鐘楼
13:11
竹矢町 意宇川手前

13:16
意宇川 出雲郷橋を渡る。
14:17
東出雲町揖屋 旧道を行く。
14:31
JR揖屋駅

15:14
宮の前橋から市原川を上る。
15:22
東泉寺山門

15:26
東泉寺本堂

大師堂

16:19
平賀 国道9号線
16:51
国道9号から左折、意東小方向へ
16:56
筑陽神社前

17:06
宗昌寺
17:09
宗昌寺本堂


鐘楼


駐車場隅にテント設営

9日目 2024年5月23日(木) 曇 宗昌寺〜七福神一番松源寺〜安来運動公園

 宋昌寺から下意東の町並みを歩き、意東川を渡って少し行くと、松原神社やその先に江戸時代の相撲取り陣幕久五郎の石碑があります。その先で車の通れる道は国道へ合流しますが、小さな道はまだ続いています。小さな川を渡って荒れ地の中を進むと国道9号線に合流します。国道で安来市へ入り、ひたすら国道を歩くと、荒島東交差点からJR荒島駅につくことができました。
 駅で休憩の後、国道の南側の市道を通って、飯梨川を渡り、吉田川、伯太川と渡っていきますが、吉田川の橋が工事中のため、北の小さな橋で安来一中の横を迂回することになりました。安来の町並みを進み、信号のある交差点から南へ向かい、踏切を渡って小さな路地へ入ります。路地から更に南へ入ると、松源寺の駐車場がありました。ここから左へ上がっていくと、寺標があり石段を上がると山門から本堂へ着きました。
 松源寺の本来の参道は、駐車場から上がったところから、墓地の中へ下がったところに山門があり、こちらになるようです。本来の参道を下り、伯太川を遡り、去年清水寺へ行ったときにテントを張った安来運動公園へ向かい、芝生の上で寝ることができました。歩行距離約11.5km/積算123.4km

8:10
下意東の町並みを行く。
8:27
松原神社・陣幕久五郎碑
8:40
大きな道は右へ曲がる。

8:46
小さな橋を渡る。
8:50
国道9号へ合流。
9:08
安来市へ入る。

10:09
荒島東交差点
10:22
JR荒島駅
11:45
安来市赤江町 法雲寺墓地前

12:01
飯梨川飯梨橋を渡る。
12:58
吉田川の橋が工事中のため少し北の橋を渡る。
13:11
伯太川安来大橋を渡る。

13:51
安来市安来町交差点を南へ。
14:07
案内看板を左へ
14:12
参道入口

14:22
石段を上がる。
14:26
石段の上に山門がある。

松源寺本堂


天心閣
15:30
正式な参道の石段を下る。
15:35
路地の参道入口

18:28
安来運動公園にテント設営



10日目 2024年5月24日(金)晴 安来運動公園〜東出雲町上意東

 運動公園を一周りして、伯太川を越えて山沿いに赤崎町の方へ直線道路を歩きます。貴布禰神社の先から田んぼの中の道路を進み、能義小学校の横から県道へ合流します。県道を西へ進んで、意多伎神社の先から右へ脇道を入ると、小さ山々を越えて能義神社の近くへ出てきます。ここから飯梨川の能義大橋へ続く県道へ出ようとしますが、歩道の進入路は草が生い茂り、クズの蔓も伸び放題の状況でした。車道が合流するのは少し離れた場所なので、思い切って草むらをかき分けて登ってみると、案の定、足を取られて転んでしまいました。
 なんとか県道へ上がれたので、能義大橋で飯梨川を渡り、県道180号と交差し、広域農道で田頼町の谷へ入っていきます。2時間半ほどかかって松江市との境を過ぎ、東出雲町上意東に入りました。高庭トンネルを抜けて坂道を下ると、県道324号に出会い南下します。しばらく県道を登ると、おちらと村へ到着し、次の乗光寺はすぐ先ですが、場所を考え今日はここでテントを張らせていただきました。歩行距離約13.3km/積算136.7km

8:41
伯太川の月坂大橋を渡る。
8:56
月坂町 右へカーブする。
9:33
直線道路を進む。

9:56
赤崎町 貴布禰神社
10:23
赤崎町 田んぼの中の道を直進する。
10:47
白鳥ロードへ右折し、能義小学校へ向かう。

12:09
意多伎神社の先から脇道へ入る。
12:28
能義町 能義神社近く
12:58
能義大橋で飯梨川を渡る。

13:16
田頼町 広域農道交差点
14:32
津田平公会堂前
15:20
岩舟町 広域農道

15:59
松江市東出雲町に入る。
16:26
高庭トンネル手前
16:55
上意東揖屋線との交差点

17:42
おちらと村



11日目 2024年5月25日(土) 東出雲町上意東〜十三仏十番乗光寺〜八雲町平原

 おちらと村から谷を奥へ進むと、すぐに乗光寺の看板が見えてきます。石段の上に山門があり、その奥に本堂があります。境内には金毘羅権現も祀られ、京羅木山を望むことができます。
 寺からさらに奥へ上がっていくと、道路脇に市穂神社の鳥居が見えてきます。ここから曲がりくねった道をひたすら、1時間ほど登ると、やっと星上峠につきます。峠からは中海から宍道湖まで見渡すことができ、素晴らしい展望を見ることができます。
 峠から1時間ほどだらだらと坂道を下ると八雲町東岩坂別所へ下りてきます。別所集落を少し北へ行ったところから、西へ山を越え、八雲町西岩坂桑波地区へ向かいます。谷へおりたところで、右手に志多備神社を見ながら、左へと峠道へ入ります。峠を越えると八雲町熊野の森脇地区へ出てきます。近くの森脇公民館でしばらく休憩の後、橋を渡って意宇川の堤防を北上します。県道249号と交差したところで、県道を西進し、山を越えていきます。峠近くまで登ったところの八雲町平原の奥殿地区まできました。近くに地区の集出荷所の建物敷地にテントが張れそうなので、今日はここまでとしました。歩行距離約13.0km/149.7km

8:50
乗光寺の看板が見える。
8:52
参道

本堂


金毘羅権現宮

境内から望む京羅木山
9:47
市穂神社

10:02
星上峠へ向かう。
10:24
東出雲町上意東 最奥の集落
11:13
星上峠展望台

12:36
八雲町 小さな川を渡る。
13:32
八雲町別所下組から桑並へ向かう。
13:45
峠を越える。

14:12
志多備神社の駐車場が見えてくる。
14:21
木々の間に志多備神社の鳥居が見える。
14:56
八雲町熊野に向かう。

15:00
カーブミラーの中の姿
15:24
県道大東東出雲線との交差点
15:52
意宇川の堤防を下がる。

16:26
八重垣神社八雲線に左折する。
17:09
墓地公園前
17:39
八雲町平原農村公園前

18:49
奥殿集荷所前

テント設営


12日目 2024年5月26日(日) 晴 八雲町平原〜十三仏十三番岩屋寺〜七福神三番清巌寺〜自宅

 八雲町平原から少し上がると峠で、東忌部町に入り、下ったところで県道24号と交差します。さらに進んだ東忌部町の田んぼでは田んぼアートの製作中でした。秋にはどんなアートが出現しているのでしょうか。さらに西へ進んでまがたま荘入り口から下がって行くと、玉湯町玉造で県道25号と合流し、南下します。一人女神社を過ぎたところで、右へとカーブし、県道25号と分かれます。ここから峠を越えると宍道町となり田根の集落を過ぎていくと、右手に岩屋寺の看板が見えてきます。看板から坂道を登り小さな山門をくぐると本堂があります。
 岩屋寺を出発し少し下がってから、上野山を越えて玉湯町へと再び向かいます。佐倉公民館前から坂道を登っていきますが、いくら登っても坂道だけという感じです。1時間ほどかかってやっと和野山農場から峠へ着きました。ここからは山を下るのみで、30分ほどで麓の別所集落が見え、玉造の温泉街へ下りてくることができました。
 温泉街の端にある玉作湯神社の隣に清巌寺があります。この寺は出雲三十三観音霊場やおしろい地蔵としても知られています。
 清巌寺から最後の報恩寺まではあと2.5kmほどですが、時間も遅くなり、自宅も近くなったの今日は自宅へ帰ることにしました。歩行距離概算15.5km/165.2km

8:19
松江木次線との交差点
8:48
西忌部町大向 田んぼアートの作成中
9:00
西忌部町中組

9:37
まがたま荘入口
10:38
玉湯吾妻山線に合流
11:29
一人女神社前

12:13
大きく右へカーブする。
14:00
岩屋寺の案内看板
14:08
岩屋寺山門


岩屋寺本堂

地蔵堂
15:21
佐倉公民館手前から右折する。

15:56
丁字路を右折する。
16:10
和野山農場が見えてくる。
16:30
農場を過ぎ、峠を越える。

17:02
玉湯町林 別所集落が見えてくる。
17:40
玉湯町玉造 温泉街へ下りてくる。

清巌寺寺標

17:50
清巌寺本堂

観音堂


13日目 2024年5月27日(月) 晴 十三仏十二番報恩寺

 今日は自宅から近くの報恩寺まで、それでもと思って歩いてお参りしてきました。


報恩寺山門

本堂

観音堂






島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
松江の花図鑑