2022-5-5 松江の神社を訪ねる その75

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2022年5月5日(木) 松江の神社を訪ねる その75 岩屋寺跡、客神社跡

玉湯町玉造 岩屋寺跡

 蓮光寺の金比羅宮の旧社地は、玉造の岩屋寺跡古墳のある所だということなので、訪ねてみました。
 道路の角から右へ石段があり、斜面を上って、尾根の道をしばらく歩くと前方に石垣が見えてきます。石段から石垣の上に登ると、細長い平場があり、文政3年(1820)の石塔などが残っています。境内跡の奥には岩屋寺跡横穴群(古墳)があります。
 岩屋寺は1876年(明治9)に廃寺となって清巌寺へ移転しており、その時、境内にあった金比羅宮が蓮光寺へ移転したものと思われます。

   松江の神社

玉湯町玉造
正面の山の上にある。
角から右へ石段がある。


斜面を上る。
尾根を進む。 石垣が見える。


石段を上がる。
細長い平坦な場所へ上がる。
石塔が残っている。

奥に岩屋寺跡横穴群(古墳)がある。

竹矢町 客神社跡(意宇の杜)

 神社明細帳を見ると、竹矢に客神社があり、廃社となっています。説明を見ると、意宇の杜のことのようなので、訪ねてみました。
 東出雲町今宮の集落から国分寺跡付近へ向かう農道の脇にあり、注連縄が張られています。神社としては廃社となっていますが、以後も地域では祀られているようです。
 この杜は、出雲国風土記の「意宇の杜」の推定地で、「客の森」と呼ばれ、タブの古木が祀られています。

   松江の神社

竹矢町
田んぼの中に茂みがぽつんとある。


注連縄が張られ、お祀りがされている。

説明看板



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