2021-9-19 松江の神社を訪ねる その43

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2021年9月19日(日) 松江の神社を訪ねる その43 西長江町〜古志町

 今日は、西長江町から古志町の神社や跡地を訪ねることにしました。

 西浜佐陀町の寺津にあるという金刀比羅神社は、場所がわからず尋ねると、「あの山の上にある。細い道のところから、山へ上がる径があるが、今の時期、草が伸びて歩けるかどうか。」とのことでした。確かに、登り口の階段は笹に覆われて、見えない状態になっていましたが、上部は草もなく、頂上に小さな社がありました。

 垂水社の跡地とされる椎ノ木荒神は、猪目越えの入口にあるということです。入口にはお地蔵様が祀ってありますが、荒神らしきものは見えません。近くで農作業中の方に尋ねると、「そこから橋を渡った山の中にある。」と草に隠れた橋を渡って案内していただきました。山の急斜面を登った所に、注連縄が張ってあり、石灯籠がありました。

 國司神社の旧社地は、「古江村誌(1949)」によれば、向かいの集落の裏の山にあり、荒神が祀られているというこですが、集落で聞いても、全くわからず、荒神は「猪目越えのところの荒神を祀っている。」とのことでした。

 新宮神社跡は、「あの家の脇から山へ入ったところにあったが、今は竹やぶになって場所はわからない。」とのことでした。

 天森神社、日御碕神社は圃場整備された田んぼの中にあったようで、今ではその痕跡もありません。また姫二所神社は元長江小学校の敷地にあったようです。

 荘成町成相寺の金毘羅社は、山の入口にお地蔵様があり、墓地の脇から山の中腹に登ると、ぽつんと石祠が立っています。

 杢屋神社の旧社地は、向陽台団地の西側にあるようですが、地元の方に尋ねると、「団地の西側の畑の奥の杉林の中にあったが、何もない。」とのことでした。山へ入ってみると、削平された平場があり、加工された四角い石材が1個あっただけで痕跡は見当たりませんが、ここが跡地だろうと思います。

 地元の方に、七所神社のことについて尋ねると、「神社の名前はわからないが、野間観音の奥に神社があったようだ。」とのことでした。野間観音の奥が、七所神社の旧社地「西の谷」になるので、七所神社のことと思われます。野間観音の裏から、左へ入った谷が西の谷になりますが、跡地は不明です。

    

 松江の神社

金刀比羅神社

垂水社跡

國司神社跡

西浜佐陀町寺津
金刀比羅神社
西長江町上組
垂水社跡
西長江町上組
國司神社跡

新宮神社跡

天森神社跡

姫二所神社跡

西長江町広垣
新宮神社跡
東長江町
天森神社跡
東長江町
姫二所神社跡

日御碕神社跡

成相寺総荒神

金毘羅社

東長江町
日御碕神社跡
荘成町成相寺
成相寺総荒神
荘成町成相寺
金毘羅社

垂水社跡

杢屋神社跡

七所神社跡

鹿島町佐陀宮内
垂水社跡
古志町野間
杢屋神社跡
古志町野間
七所神社跡


島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
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