2021-7-20 松江の神社を訪ねる その33

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2021年7月20日(火) 松江の神社を訪ねる その33 美保関町
 美保関町の海岸近くの林縁に今年もニガクサがたくさん咲いていました。以前よりも株が増えたような感じがします。

2021年7月20日
美保関町
ニガクサ

 今日は、美保関町北浦から七類までの神社を訪ねました。
 北浦の伊奈頭美神社の境外社に客神社があり、美保関町のパンフレットに「お客さんの森」に客神が祀られているということで、同じものではないかと思い探すことにしました。北浦集落の入口の山へ上ってみると、水道の配水池や畑の跡などで、神社の形跡は見つかりませんでした。地元の人に聞くしかないと、歩き回っていると人影が見えたので尋ねてみました。「客神社はわからないが、『お客さん』はそこの山に祀っている。社などはなく、山を祀っている。」とのことで、入口へ案内していただきました。

 片江では、地元の方と話をしていると、「方結神社の旧跡地の一段高いところの社は、『八大漁云々』で、また湾の西側の山の中に荒神があったが、竹が密生してきて、5年ほど前に下へ社を移した。」とのことで、探してみると民家の後ろの山際の新しい敷地に荒神がありました。『八大漁云々』はよく聞き取れなくてわかりませんでしたが、七類の神社を訪ねてから、『八大龍王』のことではなかったかと思われます。

 七類の岬の先端にある七類大敷神社へ向かう途中で、民家の奥にこんもりとした樹木があるのが目に留まりました。近づいて見ると、神社のようで、小さな社が祀られていました。文字を刻んだ石碑も祀られていましたが、「八大○○」としか読めませんでした。また社の中には恵比寿様と思われる像が置かれていました。その後岬の先端の七類大敷神社を訪ねると、社の中には、恵比寿様と大黒様が祀られ、八大龍王と書かれた御札がありました。これを見て、先程の石碑の文字は、「八大龍王」だということがわかりました。八大龍王は水の神、海の神、漁業の神様として祀られるようなので、この神社も場所柄からも、漁業の神様として祀られていると思われます。

 松江の神社

伊奈頭美神社境内社

客さん

伊奈阿気神社境内社

美保関町北浦
伊奈頭美神社境内社
美保関町北浦
お客さん
美保関町稲積
伊奈阿気神社境内社

方結神社

宇塚神社・木野山神社

片江の荒神

美保関町片江
方結神社
美保関町片江
宇塚神社・木野山神社
美保関町片江
片江の荒神

玉結神社

笹子の小祠

明島神社

美保関町片江
玉結神社
美保関町片江
笹子の小祠
美保関町惣津
明島神社

惣津の小祠

質留比神社

七類の小祠

美保関町惣津
惣津の小祠
美保関町七類
質留比神社
美保関町七類
七類の小祠

七類大敷神社

劔御崎神社

美保関町七類
七類大敷神社
美保関町七類
劔御崎神社


島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
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