2020-11-9 旧山陰道 東出雲町下意東(素鵞神社)〜安来市西荒島町(六部塚)

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2020年11月9日(月) 旧山陰道 東出雲町下意東(素鵞神社)〜安来市西荒島町(六部塚)

今日歩いたルート 歩いたルート(グーグルマップ) 資料から想定されるルート

旧山陰道 東出雲町下意東(素鵞神社〜筑陽神社)
 峠を越えた道は素鵞そが神社の横を通って、下意東の集落へ入って行きます。素鵞神社の読み方は「そが」、「すが」と二通りありますが、近所で作業中の方に聞くと「そが」ということでした。
 集落に入ると、すぐに右に曲がって町中を南東へ進んでいきます。昔は漁業で栄えた町で、昔ながらの面影がありますが、今は空き家が多くなっている感じです。町並みに入って300mほど進んだ家屋跡に「陣幕久五郎生誕地」の石柱が立っていました。ここから600mほど先には。陣幕久五郎の碑があります。
 町の中心部を抜けると、意東川があり、前田橋を渡ります。前田橋は昭和11年(1936)に建設されたもので、「島根県の近代化遺産一覧」に載っている古い橋です。
 橋から南西へ600mほど行ったところに、筑陽神社があります。社名の読み方については、「ちくよう」「ちくや」などがネットに載っていますが、参考にしている「島根県歴史の道調査報告書」にある「つきや」、また出雲風土記に記載された「調屋社つきやのやしろ」から、「筑陽つきや神社」としています。この神社は、以前には意東川(筑陽川)のもっと上流にあったようですが、洪水被害でこの地に移ったとのことです。

東出雲町下意東
素鵞そが神社


東出雲町下意東
神社隣接道路横にある仏像

神社から集落へ下がる。

この先で右折する。

東出雲町下意東
右折し、下意東の町並みを行く。

家の空き地に石柱がある。

陣幕久五郎生誕地とある。

東出雲町下意東
意東川を渡る。

前田橋(昭和11年(1936)建設)

橋の南西にある筑陽つきや神社

東出雲町下意東
筑陽神社

筑陽神社拝殿

筑陽神社本殿


旧山陰道 東出雲町下意東(前田橋)〜安来市西荒島町(六部塚)
 前田橋にもどり、意東川を渡ります。橋を渡ると、ほぼ直線に中海の海岸に沿って東進します。350mほど行くと三叉路があり、その先に、こんもりとした杜が見え、松原神社があります。神社と畑を挟んで陣幕久五郎の碑があります。陣幕久五郎は江戸末期に下意東村に生まれ、第11代横綱になり、明治5年にこの石碑を建てたものです。
 三叉路に帰って200mほど西へ行くと、大江だいご美人の伝説のある、美人塚と呼ばれる五輪塔があります。
 陣幕久五郎の碑からさらに直進し、700mほど行くと車道は終わり、小さな羽入川に歩行者用の細い橋が架かっています。その先にも細い道が続いており、やがて国道に合流します。旧山陰道は鉄道沿いにあったと思われますが、通れる道もなく、国道を進みます。国道を700mほど進むと、安来市に入りますが、昭和23年(1948)までは、もう少し東の谷の西側までが下意東(意宇郡)だったようで、大正6年発行の地理院地形図に見られます。この昔の意宇郡と能義郡の境まで歩くことにします。
 安来市西荒島町に入って300mほど行ったところの右手の、線路を挟んだところの木陰に六部塚供養塔が見えます。線路に踏切はないですが、国道のガードレールは切れていて渡れるのですが、「線路内に入らないで下さい。」と看板があるので、線路を渡るのはばかられます。
 山の東側の斜面から裏山に上がり、林内の獣道を西へ進み、さらに溜池の後をまわって行くと、北へ下がって行く細い径がありました。畑の脇から径を下がって行くと、六部塚に下りてきました。今では墓碑に刻まれた文字はほとんど読めませんが、全国を巡回し、六十六部の法華経を奉納する途中で、元文4年(1739)にこの地で亡くなった神奈川県足柄上郡の橋水某の墓標であるとのことです。 旧山陰道はこの六部塚の脇を通っていたということで、この細い径の一部が旧山陰道の名残りになると思われます。

東出雲町下意東
意東川に架かる前田橋を渡る。

交差点を渡る。

三叉路、前方に神社の杜が見える。

東出雲町下意東
南に星上山、京羅木山の山並みが見える。

松原神社、先に陣幕久五郎碑がある。

東出雲町下意東
神社の隣りにある陣幕久五郎の碑


日本横綱力士陣幕久五郎通高の碑

東出雲町下意東
手前の三叉路の西にある美人塚


陣幕久五郎の碑から直進する。

東出雲町下意東
旧道は中海沿いを直進する。

中海の向こうに島根半島の山並みが見える。

道路の突き当りに小さな橋がある。

東出雲町下意東
小さな橋で羽入川を渡る。

橋から見た中海の方向

橋の先に細い道が続いている。

東出雲町下意東
国道に合流する。

国道を行く。

中海の向こうに江島大橋が見える。

東出雲町下意東
安来市に入る。
安来市西荒島町
線路の向こうに六部塚供養塔が見える。

踏切がなく渡れない。

東出雲町下意東
裏山の林内に径がある。

畑や畑跡の脇を下がる。

東出雲町下意東
溜池が見えてくる。

上から下がってきた。

六部塚供養塔


刻まれた文字は読み取れない。

昭和23年以前の意東と荒島の境界線



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