島根町〜三角点(岩山)

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2017年11月28日(火) 島根町〜三角点(岩山)
 今日は、島根町の三角点を見ようと出かけました。四等三角点(岩山 296.64m)は点の記では加賀から上がるようになっていますが、大芦側から上がってみようと思います。
 県道松江島根線から川沿いに細い道を入り、畑の脇から谷へ向かう小路があります。山へ入ると、荒神さんらしき祭祀場があり、この前を通って谷の川沿いに上がっていきます。少し上がると、古い作業小屋のようなものがありました。谷には所々、石を積んだ石垣が作られていて、昔は田んぼが作られていたのかもしれません。35分ほど谷を上がると、川の中の大きな岩を水が流れており、これ以上川沿いに進めそうにないので、右手の斜面を上がることにしました
 斜面は急傾斜で、木に掴まりながら上がりましたが、少し上がると、腰高のシダの藪となりました。左右を確かめても同じような状況で、しばらく足が止まってしまいました。意を決して、シダの藪に突入しましたが、急斜面のうえに、シダの下には倒木があったり、段差があったり、大変でした。
 なんとかシダの深い藪を上がると、傾斜も少し緩やかな植林地となりました。しかし、背は低くなりましたがシダが密生しています。25分ほど植林地を上がると、尾根筋に上がれました。尾根まで上がるとシダは消えて、足もとは歩きやすくなりました。
 尾根筋には踏み跡のようなものがありますが、枝が伸び放題になっており、枝を切り払ったり、帰りのためのテープを結んだりしていると結構時間がかかります。一度三角点の隣のピークへ上がり、そこから尾根伝いに三角点のある山の頂上へ向かいます。ピークまで上がらず、谷の斜面をトラバースすれば近いようにも思えますが、谷の斜面は急で藪になっているので、尾根のほうが歩きやすいということになります。
 三角点のあるピークは一段と高くなっており、大きな一枚岩からなっています。その岩の上に三角点の柱石が乗っていました。この山の頂上からは、珍しく視界がよく大芦の山や、大平山、滝空山がよく見えました。
 予定では、もう2ヶ所ほど行くことにしていましたが、ここだけで往復5時間もかかってしまい、次へ行く時間がなくなってしまいました。       

11:10
畑の脇から谷へ入る。
11:11
谷は大きな岩がごろごろしている。
11:11
祭祀場の脇を奥へ入る。

11:14
11:17
古い小屋がある。
11:26

11:28
ごろごろした岩の上を行く。
11:31
石垣が積まれている。
11:32

11:36
大きな岩の上を水が流れている。
11:42
谷を避け、右の急斜面を上がる。
1148
深いシダの藪をかき分け斜面を上がる。

11:54
シダの急斜面を振り返る。
11:56
シダの多い植林地を上がる。
12:05

12:21
尾根に上がる。
12:33
12:53
230m位の小ピークへ上がる。

13:00
小ピークから尾根を進む。
13:22
尾根の傾斜が急になる。
13:33

13:40
13:44
290m位の小ピークから左へ斜面を下る。
13:58
斜面を下り、左の尾根筋へ向かう。

14:02
尾根筋へ上がる。
14:10
踏み跡なのか獣道なのか続いている。
14:21

14:26
尾根が上りになる。
14:31
14:38
一段高い頂上が見える。

14:38
頂上は大きな岩がある。
14:40
岩の上に三角点がある。
大きな一枚岩の上に三角点がある。

四等三角点(岩山 296.64m) 南東方向の展望(滝空山・大平山)

南西方向の展望(御的山)



島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
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