京羅木山祖父谷コース〜駒返峠〜八雲町東岩坂責倉(せめくら)

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2016年3月16日(水) 京羅木山祖父谷コース〜駒返峠〜八雲町東岩坂責倉
 今日は2月22日に通った京羅木山縦走路からの祖父谷コースにあった、道標が指し示す左松江を確かめようと京羅木山へ出かけました。
 桑原から大江の池を通って縦走路に向かい、合流地点から反対側の斜面を下りれるか下ってみました。沢は笹が茂っているので、一度尾根の方へ上がって、急な斜面を下りると以前は田んぼだっただろうと思われる場所に出ました。そこまでの尾根は道はありませんが、まばらに木々が生えているような状況で歩きやすい山でした。湿地の脇を進んでいくと、一段下に細い道が見えたので、今日はここまでにして引き返しました。
 縦走路へ帰って進むと京羅木山へのコースは左へと曲がりますが、祖父谷へはまっすぐ進みます。案内標識には祖父谷は通行不可とありますが、先日確認しているので、そのまま直進します。しばらくは歩きやすい道が続きますが、5分ほど歩くと竹林の中の道となって、枯竹が横たわっています。歩けないほどの状況ではありませんが、できるだけ竹を片付けるようにしながら、歩いて行くと10分ほどで道標が見えてきます。
 道標からは右上に向かって石垣を積んだ道が伸びています。こちらの道は多くの枯竹が倒れこんでいるように見えて、通れるのかと心配になりましたが、それほどでもなく、枯竹を越えて行くことができました。上がった道はすぐに左へ折れて、峠(駒返峠)になりました。峠には石碑があり、道標かと思いましたが、そうではないようです。(明治5年に道路を改修した碑であり、八雲村誌(1998年)(PDF)に詳しく記載があります。)
 峠を越えると人家跡と思われる石垣が残っていました。ここからは道が不明になり、谷へ下りて谷沿いに歩きました。少し歩くとブルーシートが目に入り、よく見ると炭焼き窯の跡でした。
 道がないかと探すと、小屋の後ろの谷沿いにはっきりした道が見えました。道はすぐに広い作業道となって、八雲町東岩坂の責倉(せめくら)地区へと続いていました。責倉地区の人に話を聞くと「昔はここから広瀬の(おも)ノ子へ越えていたが、今では道も良くなって山へ入るものもいなくなり、荒れてしまっている。」ということでした。
 国道432に合流し、藤原地区を通って星上山へ上がり、縦走路から出発地へ帰りました。  

12:25
桑原から上屋敷への未舗装道路に入る。
12:32
大江の池への登山道入口。
12:39
竹林の中を進む。

12:47
大江の池。
12:48
標識を左へ曲がる。
12:49
一度谷へ下りて斜面を上る。

12:51
斜面をトラバース。
12:53
縦走路へ合流。
12:59
合流地点を反対側へ下りてみた。

13:04
道路が見えた。
13:20
縦走路へ引き返す。
13:26
京羅木山への分岐。

13:26
直進は祖父谷へ、通行不可とある。
13:27
歩きやすい道が続く。
13:30
竹林に入ると倒れた竹がある。

13:39
枯竹の向こうに道標が見える。
13:41
道標の脇から上に向かって道がある。
13:41
左松江、右星上寺とある。

13:44
道は左に折れ、枯竹が重なって倒れている。
13:48
峠(駒返(こまがえり)峠)に石碑がある。
13:48
『明治五壬申五月、両平之道直シ、施主秦氏
 世話人 藤原 □□』

13:51
人家跡か、石垣が残る。
13:54
道が不明になり谷を下る。
13:57
炭焼き窯の跡がある。

14:00
道を探すと谷沿いに道が見えた。
14:01
道がすぐ広くなる。
14:06
広い作業道が続く。

14:10
責倉(せめくら)地区の人家が見え、
先に舗装道路がある。
14:18
国道へ合流し星上山へ向かう。
14:29
石灯籠があった。

14:31
小さな神社の前を星上山へ上がる。
15:09
星上寺。
15:18
展望台東屋の横から頂上へ。

15:19
星上山頂上454m。
15:28
星上峠への分岐。
15:39
大江の池への分岐。

15:52
大江の池登山道入口。
16:00
出発地へ到着。
茶臼山。




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