ヤナギモ(柳藻)

常緑多年草
北海道〜九州の河川や水路などの流水域、稀にため池などにも生育する沈水植物。水中茎の断面は楕円形。葉は無柄、線形で鋭尖頭、しばしば茎側に湾曲する。長さ5〜12(〜16)cm、幅(1.5)2〜5mm、全縁で5脈以上ある。花茎の長さ2〜5cm、花穂の長さ6〜12mm、密花、4心皮。開花はふつうだが、流水では結実する場所が限られる。一方、ため池など止水域のヤナギモはたいへんよく結実する。果実は長さ3〜3.5mm。花期は5〜9月。(日本の水草)
学名は、Potamogeton oxyphyllus
ヒルムシロ科ヒルムシロ属



▼2013年6月6日 玉湯

ヤナギモ花

ヤナギモ花

ヤナギモ花

▼花穂は長さ約1cm。

ヤナギモ花

ヤナギモ花

ヤナギモ花

▼4個の葯隔付属物に包まれた小花は直径約3mm。▼雌しべの周りを雄しべが囲む。▼雌しべは4個。

ヤナギモ花

ヤナギモ花

ヤナギモ花

▼葯隔付属物が花弁状になる。

ヤナギモ花

ヤナギモ花

ヤナギモ花

ヤナギモ

ヤナギモ




▼2012年5月31日 蕾 玉湯

ヤナギモ蕾

ヤナギモ蕾

ヤナギモ蕾

▼2009年11月3日 玉湯

ヤナギモ

ヤナギモ

ヤナギモ

ヤナギモ

▼2009年10月25日 玉湯

ヤナギモ葉

ヤナギモ葉

ヤナギモ葉

ヤナギモ葉



島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
松江の花図鑑