常緑シダ植物 本州〜九州の山地の林内や林縁に生え、高さは50〜100cmにる。葉は1回羽状複葉で、羽片は10〜15対。淡黄緑色で光沢がない。葉柄基部に長楕円状披針形で茶色〜黒褐色の鱗片がつく。側羽片は広楕円形の鎌状で、基部はくさび形〜切形で耳片が突起し、辺縁は不規則に切れ込んで短柄がつき、先端は尾状にのびて辺縁には鋸歯がある。ソーラスは円形で羽片の辺縁近くからつき、包膜は灰白色一色。 学名は、Cyrtomium fortunei var. clivicola オシダ科ヤブソテツ属 よく似たヤブソテツは羽片が10〜25対ある。 |
▼2009年2月15日 玉湯 | ||
▼2009年1月4日 かんべの里 | ||
▼ピンボケだが羽片先端に鋸歯がある。 | ||
▼2009年2月15日 玉湯 | ||
▼羽片先端には鋸歯がある。 | ▼包膜は灰白色一色。 | |
▼2008年4月27日 東忌部 | ▼これはあまり耳垂が目立たない。 | |
▼包膜の中心は黒くない。 | ▼羽片先端に鋸歯がある。 | |
▼2008年3月29日 八雲東 羽片は10〜15対。 | ▼羽片基部に耳垂がある。 | |
▼羽片先端に鋸歯がある。 | ||