多年草。 中部地方以西〜九州の山地の木陰に生える。茎叢生し方形でちぢれた毛があり高さ10〜30cm。葉は6〜15mmの柄があり、葉身は長卵形〜卵状長楕円形で長さ2〜5cm、幅1〜2cm、まばらに毛がある。花序は短く多くは茎の先に1個だけつく。萼は長さ6mm内外、通常脈上に短毛があり時にまばらに開出毛がある。花冠は白色で長さ8〜9mm。分果はほぼ球形で長さ約1mm。花期は6〜7月。(原色日本植物図鑑) 学名は、Clinopodium multicaule シソ科トウバナ属 |
2013年7月1日 枕木 | 花冠の内側に斑点がある。 | 花は萼筒を含めて長さ約1cm。 |
花は直径約7mm。(下側が上唇。) | 萼は長さ約5mm。 | 萼にはまばらに開出毛がある。 |
萼の中に分果(通常は4個)がある。 | 分果は長さ約1mm。 | |
葉身は長さ約3cm、粗い鋸歯がある。 | 葉の表面に短毛が散生する。 | |
葉の裏面に短毛がまばらにある。 | 茎や葉柄に毛がある。 | |
茎の毛。 | ||
2012年6月11日 八雲 | ||
2011年8月6日 八雲 | 一部ストロボ使用。萼に短毛がある。 | |
葉は長卵形で、粗い鋸歯がある。 | ||
2005年6月19日 玉湯 | 萼に短毛がある。 | 葉は両面に毛がある。 |
2004年6月6日 玉湯 | ||
2004年6月19日 玉湯 | ||