落葉小高木 山形・宮城〜九州の山地に生え、高さ2〜7m。樹皮は茶褐色で皮目がある。葉は互生し、長さ5〜10cmの長楕円形〜楕円形で両端はとがる。全縁で波うち、裏面は灰白色。葉柄は短い。葉腋に絹毛が密生した花柄を数個のばし、淡黄色の小さな花をつける。花被片は6個、長さ約1.5mm。子房と花柱は花被片から突き出る。雌雄異株だが、雌株しかない。果実は球形で、黒く熟す。花期は4〜5月。 冬芽は、混芽。7〜9枚の赤褐色の芽鱗に包まれた紡錘形。クロモジ属で混芽は本種のみ。葉痕は半円形。 学名は、Lindera glauca クスノキ科クロモジ属 |
▼2006年8月26日 玉湯 | ||
▼208年6月1日 幼果 八雲市場 | ||
▼裏面は灰白色 | ||
▼2005年6月19日 玉湯 | ||
▼2005年8月24日 実 玉湯 | ||
▼2005年11月26日 八雲 | ||