常緑性シダ植物 本州〜九州の山地の林縁に生える。根茎は短く斜上。葉柄基部に広披針形で淡褐色〜黒色の鱗片がつく。葉身は2回羽状浅裂〜全裂で、先端はしだいに細長くなる。最下羽片の後側第1小羽片は大きく無柄で、小羽片はわずかに裏側に巻く。羽片先端の辺縁は全縁。羽軸裏の鱗片は袋状。ソーラスはやや大型で、小羽片の中肋と辺縁の中間につく。 学名は、Dryopteris bissetiana オシダ科オシダ属 |
▼2008年9月7日 玉湯 | ▼最下羽片基部の下向き小羽片は長い。 | |
▼2008年5月4日 玉湯 | ▼最下羽片基部の下向き小羽片は長い。 | |
▼小羽片のふちはわずかに裏側へ巻く。 | ▼羽軸裏には袋状鱗片がつく。 | |
▼新芽 | ▼葉柄基部には黒色披針形の鱗片がつく。 | |
▼2008年4月27日 東忌部 | ▼最下羽片基部の下向き小羽片は長い。 | |
▼羽軸裏面には袋状鱗片がつく。 | ||
▼葉柄には黒褐色の鱗片がある。 | ||
▼2008年3月29日 八雲東岩坂 | 先端は次第に細くなる。 | ▼最下羽片基部の小羽片は長い。 |
▼ソーラスは中肋と縁との中間につく。 | ▼羽軸裏面には袋状の鱗片がある。 | |
▼葉柄基部の鱗片は黒褐色。 | ||