多年草 日本全土の道ばたなどにふつう見られる。茎には下向きの毛があり、よく分枝して高さ15〜40cmになる。小葉は長さ1〜1.7cm、幅3〜7mmの長楕円形で、斜めに並んだ側脈が目立ち、ふちに伏毛がある。花は葉腋に1〜2個つき、淡紅紫色で長さ約5mm。萼は果期に長さ3〜3.5mmでまばらに伏毛がある。豆果は萼よりわずかに長く、先はとがる。種子は斑紋がある。花期は8〜10月。(野に咲く花) 学名は、Kummerowia striata マメ科ヤハズソウ属 似た花にマルバヤハズソウがあり、葉が丸みを帯び、先端はハート型になる。茎の毛が上向きに生える。萼は無毛、長さは果実の半長程度まで。果実の先は円い。種子は黒色。 |
▼2012年8月26日 東出雲 | ▼葉腋から花柄を出す。 | |
▼花は長さ約6mm。 | ▼旗弁の高さ約3mm。 | |
▼小葉は長さ約2cm。 | ▼葉の縁に毛がある。 | |
▼葉の裏面に毛が多い。 | ▼茎に下向きの毛がある。 | ▼葉柄基部に長い托葉がある。 |
▼2010年9月4日 大庭 | ||
▼2004年8月25日 佐草 | ▼2004年7月11日 八雲 葉脈にそって切れる。 | |
▼2003年9月15日 佐草 | ||
▼葉のつけ根に托葉がある。 | ||
▼2010年10月16日 八雲 | ▼葉の先端が丸くマルバと思ったが、萼、果実、種子の様子からヤハズソウ。 | |
▼萼が果実の半長より長い。 | ▼萼に包まれた果実。 | ▼果実は長さ約4.5mm、倒卵形、先が尖る。 |
▼種子は長さ約2.5mm。斑模様がある。 | ||
▼2008年10月4日 果実 西川津 | ▼葉柄つけ根の托葉の様子。 | |
▼茎の毛は下向きになる。 | ||
▼2010年7月30日 玉湯 | ▼茎の毛は下向き。 | |
▼2015年8月19日 大庭 | ▼茎の毛は下向き。 | |
▼公園の芝地に生え、小さく地を這っている。 | ▼小葉は長さ約6mm。 | |