半寄生常緑小低木 北海道から九州のエノキ、ケヤキ、ブナ、ミズナラ、クリ、サクラなど、落葉広葉樹に寄生する。高さは50〜80cmになる。枝は二叉分枝を繰り返して広がる。葉は対生。葉身は長さ2〜8cm、幅5〜10mmの倒披針形〜へら形で、全縁。革質で厚く、両面とも無毛。雌雄別株。雄花は3〜5個、雌花は1〜3個ずつつく。果実は液果。直径6〜8mmの球形で、10〜12月に淡黄色に熟す。種子は粘液質の果肉に包まれ、鳥のくちばしについたり、糞といっしょに排泄されたりして散布される。粘液質は鳥の消化管では消化されないので、排泄後も宿主に粘着できる。花期は2〜3月。(樹に咲く花) 学名は、Viscum album subsp. coloratum ビャクダン科ヤドリギ属 |
▼2010年3月13日 雄花 大庭 | ||
▼2008年3月29日 雄花 大庭 | ||
▼2008年3月8日 蕾 大庭 | ||
▼2013年1月31日 果実 大庭 | ||
▼果実は直径約8mm。 | ▼柱頭の跡と周りは花被片の落ちた跡。 | ▼果実には果肉に包まれた1個の種子がある。 |
▼果肉を除いた粘液に包まれた種子。 | ▼粘液を除いた種子は長さ約6mm。 | |
▼2012年8月8日 果実 大庭 | ||
▼2012年6月11日 果実 大庭 | ||
▼2010年6月20日 果実 大庭 | ||
▼2008年6月1日 果実 大庭 | ▼2006年2月19日 大庭 | |
▼2011年3月5日 エノキに寄生 殿 | ||
▼2006年5月4日 落ちた枝 大山 | ||
▼2005年9月10日 八雲 | ▼2004年2月17日 城山公園 | |