越年草 北海道〜九州の人家近くの林のふちや田のあぜなどによく生える。高さ20〜40cm。コオニタビラコに似ているが、やや軟毛が多く、根生葉がやや立ち上がる。全体にやわらかく、茎は斜上したり、倒れたりする。根生葉は長さ5〜15cm、幅1.5〜3cmあり、頭大羽状に深裂する。茎葉は小さい。頭花は黄色で直径約8mm。総苞は円筒形。内片は7〜8個あり、外片は鱗片状。花が終わると頭花は下向きになり、総苞は卵球形になる。そう果は長さ約2.5mm。先端に突起や冠毛はない。花期は5〜7月。(野に咲く花) 学名は、Lapsanastrum humile キク科ヤブタビラコ属 ヤブタビラコは舌状花が15〜20個、同属のコオニタビラコは舌状花が6〜12個と少ない。 |
▼2013年4月29日 秋鹿 | ▼果実。 | |
▼花が終わると下を向く。 | ▼花は直径約8mm。 | |
総苞は長さ約5mm。 | 総苞に包まれた果実。 | |
果実は長さ約3mm。 | 果実に冠毛はない。 | |
▼果実には短毛が生える。 | ▼茎につく葉は小さい。 | ▼根生葉は羽状に深裂する。 |
▼根生葉は長さ約18cm。 | ▼毛がある。 | |
▼裏面には毛がある。 | ▼茎葉は小さく、長さ約3cm。 | |
▼2011年6月4日 西川津 | ||
▼2011年5月7日 東長江 | ||
▼花が終わると丸くなって下を向く。 | ▼花柄や茎に軟毛がある。 | ▼葉の両面に毛がある。 |
▼そう果に冠毛はない。 | ▼茎に軟毛がある。 | |
▼2007年6月2日 宍道 | ▼花が終わると丸くなって下を向く。 | |
▼茎につく葉は小さい。 | ▼下部の茎には軟毛がある。 | ▼葉柄にも軟毛が生える。 |
▼そう果には冠毛、突起はない。 | ||
▼2015年6月7日 果実 東長江 | ▼総苞が開いて果実がこぼれる。 | ▼総苞に包まれた果実は下を向く。 |
▼果実を包む総苞は長さ約5mm。 | ||
▼開出した総苞は直径約1.2cm。 | ▼果実は長さ約3mm、冠毛はない。 | |
▼果実には短毛が多い。 | ▼花は直径約7mm。 | |
▼花は舌状花のみからなる。 | ||
▼上部の葉(上)〜下部の葉(下)。 | ||
▼2012年4月17日 宍道 | ||
▼2005年4月2日 水田脇 八雲 | ||