1年草 中央アジア原産。海岸などの塩性地に多いが、ときに内陸の畑の縁や市街地などにも生える。茎は地をはうか斜上し、小枝を分け、毛はなく、高さ10〜35cmになる。葉は互生、小さくて、柄があり、卵状長楕円形〜披針形、長さ2〜4cm、幅5〜20mm、先は鈍形か鋭尖形、基部はくさび形、縁に波状の歯牙があり、厚くて、表面は深緑色、裏面は白粉粒が多く灰白色を呈する。穂状花序は頂生か腋生し、よく枝を分け、両性花と雌花を混生する。花被は2〜5裂し、花時には肉質で、果時は膜質となる。種子は円形で平たく、周囲はややとがり、赤褐色か黒色、光沢があり、径約0.7mm。花期は6〜9。(日本帰化植物写真図鑑) 学名は、Oxybasis glauca ヒユ科アカバアカザ属 |
▼2015年6月24日 果実 大井 | ||
▼花被片が3〜4個ある。直径0.8〜1mm。 | ▼薄い果皮に包まれ、種子が1個入る。 | |
▼花被片を除いた果実、直径約0.8mm。 | 果皮に微細な凹凸がある。 | ▼果皮を除いた種子は直径0.7〜0.8mm。 |
▼種子の中央部に畝状の凹凸がある。 | ▼葉の縁は波状の鋸歯がある。 | |
▼葉の裏面は白い。 | ▼葉身は長さ3〜4cm。 | ▼裏面は白い。 |
▼葉の裏面は粉状粒が密生する。 | ▼茎には紫紅色の条がある。 | |
▼2011年6月4日 大井 | ||
▼2〜3対の波状の鋸歯がある。 | ▼葉の裏面は粉状粒が密生する。 | |
▼2010年6月12日 大井 | ▼葉には2〜3対の波状の鋸歯がある。 | |
▼葉の裏は白い。 | ||
▼2018年7月2日 東出雲の畑地 | ▼波状の鋸歯があり、裏面に粉状粒がある | |