チャルメルソウ(哨吶草)

多年草
本州(福井県・滋賀県・三重県以西)、九州(北部)の山地谷沿いの陰湿地に生える。根性葉は柄があり、長さ4〜8cmの広卵形で基部は心形、葉柄と両面に長毛と腺毛がある。花茎は高さ15〜30cm、多数の花をつける。花弁は羽状に3〜5裂し、萼裂片は直立する。果実は広鐘形で開口し、長楕円形の種子がある。花期は4〜5月。(山に咲く花)
学名は、Mitella furusei var. subramosa
ユキノシタ科チャルメルソウ属
よく似たコチャルメルソウは、萼裂片が平開し、花弁が7〜9裂する。花が少数で7〜8個。葉が緑色〜帯紫緑色、葉の幅が長さと同じか広い。走出枝を出す。



▼2009年4月12日 八雲▼萼裂片は直立し、花弁が3〜5裂し反曲する。

チャルメルソウ花

チャルメルソウ

チャルメルソウ花

▼下から順に咲き上がる。

チャルメルソウ花

チャルメルソウ花

チャルメルソウ花序

チャルメルソウ

チャルメルソウ




▼2008年5月17日 東持田▼花弁が4個あり、3裂し反曲している。▼裂開した果実 長楕円形の種子がみえる。

チャルメルソウ花

チャルメルソウ花

チャルメルソウ果実

チャルメルソウ果実

チャルメルソウ花序

チャルメルソウ葉

チャルメルソウ葉裏面

チャルメルソウ

▼2014年5月4日 果実 八雲▼果実は直径約3mm。▼裂けた柱頭と5個の雄しべが残っている。

チャルメルソウ果実

チャルメルソウ果実

チャルメルソウ果実

▼果実の縦断面、下部に種子が入っている。▼果実は熟すと上部が裂けてくる。

チャルメルソウ果実

チャルメルソウ果実

チャルメルソウ果実

チャルメルソウ

チャルメルソウ

チャルメルソウ

▼2014年5月1日 裂開した果実 玉湯

チャルメルソウ果実

チャルメルソウ果実

チャルメルソウ果実

▼萼に包まれた裂開した果実、幅約7mm。▼長楕円形の種子が立ち並ぶ。

チャルメルソウ果実

チャルメルソウ果実

チャルメルソウ果実

▼種子の表面に畝状の隆起がある。▼長楕円形の種子は長さ約1.5mm。

チャルメルソウ果実

チャルメルソウ果実

チャルメルソウ

▼2004年5月2日 裂開した果実 佐草

チャルメルソウ果実

チャルメルソウ果実

▼2007年4月14日 玉湯▼2004年4月3日 楽山公園▼2005年4月2日 八雲

チャルメルソウ花

チャルメルソウ

チャルメルソウ花

▼2004年3月13日 蕾 法吉▼2003年10月18日 葉 上東川津▼2007年2月25日 葉 八雲

チャルメルソウ

チャルメルソウ

チャルメルソウ

▼2004年4月3日 西川津

チャルメルソウ

チャルメルソウ

チャルメルソウ



島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
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