ツルリンドウ（蔓竜胆）

つる性多年草 北海道〜九州のアカマツなどの二次林の明るい所に生育する。茎は紫色を帯び、蔓状で、他の植物などに絡まって、長さ40〜80cmになる。葉は対生して葉柄があり、長さ3〜5cmの卵状披針形。基部は円形〜心形。葉裏は紅紫色を帯びる。葉腋に淡紫色で先の5裂した、長さ2.5〜3cmの花をつける。果実は液果で、枯れ残った花冠の上に突き出し紅紫色に熟す。花はあまり目立たないが、果実が非常によく目立つ。花期は8〜10月。（広島の山野草） 学名は、Tripterospermum iaponicum リンドウ科ツルリンドウ属

▼2014年9月21日　宍道

▼2013年8月10日　大東		▼花は萼を含めて長さ約3cm、直径約2cm。
▼子房の下部の柄は花後に伸びる。	▼萼は5裂し、裂片は細い。	▼蕾、萼には狭い翼がある。
	▼葉は対生する。	▼葉は長さ約5.5cm、3脈がある。
▼2004年8月10日　佐草	▼2007年8月16日　玉湯	▼2006年8月28日　丸倉山
▼2004年9月11日　朝日山	▼2003年9月15日　佐草
▼2005年9月18日　東忌部	▼2004年10月11日　佐草
▼2012年12月3日　果実　八雲		▼果実は初めほとんど花被の中にある。
▼果実と残存する花被。	▼果実は長さ約1.3cm。	▼果実の頂に花柱が残っている。
▼果実の縦断面。		▼種子が7個あった。
▼種子は長さ約2mm。	▼種子の周りに翼がある。長さ約2.5mm。	▼種子の翼と表面。
▼葉身は長さ約8cm。
▼2003年10月12日　上来待　果実
▼2004年12月3日　果実　大庭	▼2004年12月12日　果実　東忌部
▼2012年5月12日　幼株　宍道
▼2009年3月20日　幼株　西忌部

島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
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