ツルマサキ(蔓柾)

常緑つる性木本
 北海道〜沖縄の山野の林内に生える。各地の山野でふつうに見られる。気根をだして樹上によじ登る。樹皮は暗褐色。本年枝は緑色で丸く、こぶ状の細かい突起がある。葉は対生、まれに互性する。葉身は長さ2〜6cm、幅1.5〜3cmの楕円形または長楕円形。ふちには浅い鋸歯がある。幼木の葉は表面の脈に沿って白っぽくなる。葉柄は長さ3〜10mm。葉腋から集散花序を出し、黄緑色の小さな花を7〜15個つける。花は直径5mmほど。花弁、萼片、雄しべは4個。花盤が発達し、雄しべは花盤の縁につく。果実はさく果。直径5〜6mmの球形で10〜11月に熟す。熟すと4裂し、橙赤色の仮種皮に包まれた種子が顔をだす。花期は6〜7月。
 冬芽は、卵形。芽鱗は多数。側芽は対生する。(樹に咲く花)
学名は、Euonymus fortunei
ニシキギ科ニシキギ属



▼2011年6月9日 八雲

ツルマサキ花

ツルマサキ花

ツルマサキ花

ツルマサキ

ツルマサキ




▼2008年6月15日 八雲

ツルマサキ

ツルマサキ

ツルマサキ

▼2007年5月20日 蕾 八雲

ツルマサキ

ツルマサキ

▼2014年1月7日 果実 八雲▼果実は4裂し種子を出す。▼4裂し内曲した果皮。

ツルマサキ果実

ツルマサキ果実

ツルマサキ果皮

▼種子が3個のものもある。▼果皮が裂け、2個の種子がある。

ツルマサキ果実

ツルマサキ種子

ツルマサキ種子

▼種子は赤い仮種皮に包まれている。▼仮種皮に包まれた種子は長さ5〜6mm。▼仮種皮を除いた種子。

ツルマサキ種子

ツルマサキ種子

ツルマサキ種子

▼種子は長さ約4.2mm。▼種子の裏側。

ツルマサキ種子

ツルマサキ種子

ツルマサキ

ツルマサキ

▼2007年10月20日 若い果実 八雲▼葉身は長さ約5.5cm。

ツルマサキ果実

ツルマサキ葉

ツルマサキ葉

▼葉の裏面。▼裏面は無毛。

ツルマサキ葉裏面

ツルマサキ葉裏面

ツルマサキ冬芽



▼幼葉は▼テイカカズラに似るが鋸歯がある。

ツルマサキ枝

ツルマサキ

ツルマサキ幼葉

▼2006年7月9日 若い果実 八雲

ツルマサキ

ツルマサキ

ツルマサキ

ツルマサキ

ツルマサキ

▼2009年3月1日 八雲▼葉身は長さ4〜5cm。

ツルマサキ葉

ツルマサキ葉裏面

ツルマサキ葉

▼冬芽

▼幼木の葉

ツルマサキ冬芽

ツルマサキ

ツルマサキ幼葉

ツルマサキ蔓

ツルマサキ蔓

ツルマサキ

▼2011年7月28日 八雲

ツルマサキ葉

ツルマサキ葉

ツルマサキ葉

ツルマサキ葉裏面

ツルマサキ葉裏面

ツルマサキ

▼2007年9月15日 幼果 八雲

ツルマサキ

ツルマサキ

▼2008年8月2日 幼果 八雲須谷▼成木▼成木の葉、葉身は長さ約5cm。

ツルマサキ

ツルマサキ

ツルマサキ

▼幼木の葉はテイカカズラに似るが鋸歯がある。▼幼木の葉、葉身は長さ約3cm。▼気根で岩に張り付く。

ツルマサキ

ツルマサキ

ツルマサキ

ツルマサキ



島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
松江の花図鑑