落葉小低木 中国原産の帰化植物で、法面緑化の種子に紛れて帰化している。 下記の詳細は、「中国植物志」を私が適当に日本語訳したので、間違った説明になっているかもしれない。 「茎は基部近くで分枝し、長さ30〜100cmになる。枝には稜があり、灰白色の毛がある。托葉は線形、長さ4〜5mm、先端は刺状。葉は3出複葉で、小葉は倒卵形、広倒卵形、長楕円形で、長さ1〜1.5cm、幅0.6〜0.9cm、先端はわずかに凹み、鈍角〜円頭、またはほぼ切形で、刺状突起がある。基部はくさび形。表面はまばらに伏毛があり、裏面は密に白い伏毛がある。側小葉はやや小さい。葉腋に総状花序を出し、明らかに葉の長さを超えて花柄を伸ばす。小苞片は卵形、長さ約1mm、先端は急に尖る。萼は長さ4〜5mm、白い伏毛が多い。5裂し、裂片は披針形又は卵状披針形、長さ2〜3mm、先端は次第に尖る。花は赤紫色、青紫色の多数の花をつけ、旗弁は楕円形、長さ8mm、先端は円形、基部は有柄。翼弁はやや短い。龍骨弁は旗弁より長く、鈍頭。果実は広卵形、長さ約7mm、宿存する萼から出て、毛が密生し、網状の脈がある。花期は6〜9月。」 学名は、Lespedeza floribunda マメ科ハギ属 |
▼2012年9月12日 八雲 | ▼花は長さ約1.1cm、翼弁が竜骨弁より短い。 | |
▼旗弁は長さ約8mm。 | ||
▼萼は長さ約6mm、毛が多く先は尖る。 | ▼若い果実は長さ約5.5mm、毛が多い。 | |
▼先がわずかに凹み刺状突起がある。 | ▼頂小葉は長さ約1.2cm。 | |
▼裏面は毛が多い。 | ▼枝には稜があり、毛がある。 | |
▼2011年8月27日 八雲 | ▼翼弁が少し短い。 | |
▼萼は細く尖り、白い伏毛が多い。 | ||
▼花序枝は短い | ▼小葉は長さ1.5cm、倒卵形。 | ▼小葉の先は少し凹み、鈍角〜円頭、切形。 |
▼表面に伏毛があり、先端に刺状の突起がある。 | ▼葉の裏面に伏毛が多い。 | |
▼茎の稜には白い毛が多い。 | ||
▼托葉は線形。 | ▼周囲にイワヨモギも生えている。 | |
▼2016年9月10日 八雲 | ||
▼2011年10月8日 果実 八雲 | ▼果実は長さ約7mm。 | |
▼2014年10月16日 果実 八雲 | ||
▼萼は披針形で先は尖り、果実より短い。 | ▼萼は長さ約5mm。 | ▼果実は長さ約5.5mm、網目模様がある。 |
▼果実の表面は毛が密生する。 | ▼果皮の内面。 | ▼種子は長さ約3.5mm。 |
▼2012年7月24日 八雲 | ||
▼2013年6月6日 若葉 八雲 | ||
▼2018年11月10日 八雲 | ||