1年草 アフリカ北東部原産。中国から平安時代初期に、アメリカから江戸時代末期に導入された。西日本を中心に逸出し、野生化している。全体無毛で通常暗紫色を帯びる。茎は円柱形で直立し、まばらに分岐して高さ2mに達する。葉は大型で掌状に5〜11に裂け、縁に鋸歯があり、長い柄で互生する。茎の頂と葉腋に長さ20cmほどの花序を付け、雌花を上部に、雄花を下部につける。さく果には通常刺があり、中に長さ13mmほどで光沢のある3種子を含む。花期は秋。(日本帰化植物写真図鑑) 学名は、Ricinus communis トウダイグサ科トウゴマ属 |
2009年9月26日 西忌部 | 雄花 | 雌花の花柱は3裂し、さらに2裂する。 |
若い果実 | 蕾。 | |
葉は掌状に裂け、葉柄が楯状につく。 | 葉の裏面。 | 葉は長い葉柄で互生する。 |
2004年8月21日 西忌部 栽培 | 果実 | |
葉は掌状に裂ける。 | ||
2013年11月30日 果実 植裁 八雲 | 若い果実、長い刺が密生する。 | 熟した果実は3裂する。 |
種子は裂片に1個ずつ入る。 | 種子は長さ約1.4cm、斑点がある。 | |
蕾。 | 葉は掌状に裂け、葉柄が楯状につく。 | |