落葉高木 本州(中国地方)〜沖縄の川沿いの林内などに生える。ふつう高さ10〜15m、直径20〜30cmになる。樹皮は灰褐色。縦に浅く割れ、小さな鱗片になってはがれ落ちる。葉は互生。葉身は5〜20cmの倒卵形〜倒卵状楕円形、縁には浅い鋸歯がある。表面には灰白色の短い剛毛が散生し、裏面の脈腋には茶褐色の微毛がある。葉柄は長さ1.5〜3cm。枝先に円錐花序を出し、白い小さな花を多数つける。花冠は直径約5mm、5深裂し、裂片は平開する。萼は5裂し、縁にはまばらに毛がある。果実は核果。直径4〜5mmの球形で、9〜10月に橙黄色に熟す。花期は6〜7月。 冬芽は平たい円錐形。葉痕は浅いU字形。(樹に咲く花) 学名は、Ehretia acuminata var. obovata ムラサキ科チシャノキ属 |
▼2010年6月30日 玉湯 | ||
▼2010年6月24日 蕾 玉湯 | ||
▼2010年6月16日 蕾 玉湯 | ||
▼細かな鋸歯がある。 | ▼短い毛が散生する。 | ▼葉裏の脈腋に毛がある。 |
▼2010年5月15日 玉湯 | ▼短い剛毛が散生し、細かな鋸歯がある。 | |
▼裏面の脈腋に毛がある。 | ||
▼2011年4月23日 芽吹き 玉湯 | ||
▼2010年3月6日 冬芽 玉湯 | ||
▼2014年8月2日 果実 美保関 | ||
▼果実は長さ約3.5mm、幅約4mm。 | ▼半球形の核が2個入っている。 | ▼核は直径約3mm。 |
▼核の腹面。 | ▼大きな袋状に膨らんだ虫えい。▼チシャノキツボミフクレフシ | |
▼虫えいは直径約2cm。 | ▼虫えいの横断面。 | ▼穴の中に蛹らしきものがいる。 |
▼葉身は長さ約14cm。 | ▼葉には短毛が散生し、小さな鋸歯がある。 | |
▼裏面の脈腋に毛がある。 | ||
▼2010年8月4日 果実 島根 | ▼果実はほぼ球形。 | |
▼2010年10月11日 果実 島根 | ▼夏の猛暑のため一度葉を落としたのか、新葉が出て蕾がついている。 | |
▼2010年5月22日 玉湯 | ▼表面は短い毛があり、浅い鋸歯がある。 | |
▼葉腋に毛がある。 | ▼葉は倒卵形から広楕円形まである。 | |
▼2011年6月15日 大平山 | ||
▼虫えい | ||