常緑低木 オーストラリア原産。葉は長楕円形で長さ2cm以下、しわがあり波状の鋸歯がある。表面は小さな星状毛が散生し、裏面は星状毛が密生する。枝や花柄には毛が密生し、花弁にも毛が密生する。茎頂や葉腋に集散花序をだし、直径4mmほどの白〜ピンク色の花をつける。一重と八重咲きがあるようだ。花弁には毛がある。花期は4〜5月。 学名は、Commersonia hermanniifolia(旧名 Rulingia hermanniifolia) アオイ科ヒゲミノキ属 和名はなく、「天皇梅」という名前で流通している。ただ、九州以南に自生するバラ科のテンノウメ(イソザンショウ)も「天皇梅(てんのううめ)」として販売されており、「天皇梅=天の梅=テンノウメ=イソザンショウ」という誤った情報がある。単葉の「天皇梅」と羽状複葉の「テンノウメ(イソザンショウ)(バラ科)」は別種の植物です。 |
▼2017年5月10日 植栽 玉湯 | ||
▼花弁には毛が密生する。 | ▼花は直径約4mm、花柄は毛が密生する。 | |
▼大きな葉は長さ約2cm、葉柄は短い。 | ||
▼表面に小さな星状毛が散生する。 | ▼葉の裏面には星状毛が密生する。 | |
▼裏面の星状毛。 | ▼葉は互生し、枝には星状毛が密生する。 | |
▼2018年4月28日 蕾 植栽 玉湯 | ||
▼2018年3月23日 花芽 植栽 玉湯 | ||