常緑低木〜小高木 宮城・山形県以南〜沖縄の海岸や海岸に近い山地に生える。高さは1〜4mになる。若い枝には褐色の軟毛がある。小枝は輪生状にでる。葉は互生。葉身は長さ4〜8cm、幅2〜4cmの長楕円形〜倒卵形。革質で光沢があり、ふちには浅い鋸歯がまばらにある。先端は尖るものとまるいものがある。枝先に円錐花序をだし、直径1〜1.5cmの白色の花を多数つける。花弁は長さ約1cm、幅5〜8mmの倒卵形、先端は丸く、しばしば歯牙がある。萼筒は漏斗形、萼片は長さ4〜5mmの卵状三角形で先はとがる。萼や花序には褐色の軟毛が密生する。果実はナシ状果。直径約1cmの球形で、10〜11月に黒紫色に熟す。表面は白い粉をかぶる。中には直径7〜8mmの種子が1個入っている。花期は5月。(樹に咲く花) 学名は、Rhaphiolepis indica var. umbellata バラ科シャリンバイ属 葉の先端が丸く鋸歯の少ないものをマルバシャリンバイとして区別していたこともあるが、今では同じ種内の変異の範疇とされている。 |
▼2012年5月21日 浜乃木 | ▼花柱が2個ある。 | |
▼2015年9月26日 返り咲き 鹿島 | ||
▼花は直径約1.5cm。 | ||
▼2004年3月20日 植栽 浜乃木 | ||
▼2014年3月31日 果実 鹿島 | ▼2個の花柱が残っている。 | |
▼果実は直径約1cm。 | ▼種子が1個入っていたもの。 | ▼種子は長さ約8mmの球形。 |
▼種子が2個入っていたもの。 | ▼長さ約8mm、7mm。 | ▼種子は半球形で腹面は平ら。 |
▼葉身は長さ約6cm。 | ▼葉の上部に浅い鋸歯がある。 | |
▼裏面は網目状の葉脈が目立つ。 | ||
▼動き出した冬芽。 | ||
▼2014年3月3日 果実 西嫁島 | ||
▼果実は直径約1.4cm。 | ▼果実の縦断面、種子が2個ある。 | ▼果実の横断面。 |
▼種子が切れたが、2個あった。 | ▼2個あった種子、半球形、長さ8〜9mm。 | ▼種子が1個の場合は球形、約8mm。 |
▼2007年11月25日 果実 鹿島 | ||
▼2007年1月14日 冬芽 上乃木 | ||
▼2011年3月5日 冬芽 西嫁島植え込み | ||
▼2010年4月25日 嫁島 | ||
▼2005年12月30日 運動公園 | ||
▼2019年10月15日 殿 | ▼浅い鋸歯がある。 | |
▼葉身は長さ約10cm。 | ▼裏面は網状脈が目立つ。 | |