シロヤブケマン(白藪華鬘)

越年草
ムラサキケマンの品種として分けられる。
北海道〜九州の平地や山麓の日陰の、やや湿ったところに生える。茎は高さ20〜50cm。葉は根元と茎につき、2〜3回羽状に細かく裂け、裂片はさらに深く切れ込む。花は先端に紫色がある白花。長さ1.2〜1.8cmの筒状で先は唇形となり、茎の上部にびっしりと総状につく。さく果は線状長楕円形で吊り下がる。熟すと果皮は勢い良く巻き上がり、種子を弾き飛ばす。種子は黒色平滑で光沢がある。花期は4〜6月
学名は、Corydalis incisa f. pallescens
ケシ科キケマン属
全体が紫色の花をムラサキケマン(Corydalis incisa)といい、完全な白花をユキヤブケマンという。



▼2010年4月8日 玉湯

シロヤブケマン

シロヤブケマン

シロヤブケマン

シロヤブケマン

シロヤブケマン

シロヤブケマン

シロヤブケマン




▼2007年4月14日 玉湯▼若い果実

シロヤブケマン

シロヤブケマン

シロヤブケマン

シロヤブケマン

2▼006年5月3日 八雲矢谷▼2005年4月16日 乃白▼2004年4月11日 城山公園

シロヤブケマン

シロヤブケマン

シロヤブケマン

▼2012年5月5日 裂開した果実 玉湯

シロヤブケマン

シロヤブケマン

シロヤブケマン

▼2006年4月30日 乃木福富 ムラサキケマン

ムラサキケマン



島根県松江市の野草や樹木、シダを載せています。
松江の花図鑑