一年草または越年草 北海道〜琉球の海岸や路傍などに生える。茎は一本立ちし、ときに枝を分け、高さ10〜30cmになり、基部に毛を密生する。根出葉はロゼット状、短い柄があり、倒卵形〜広倒披針形、低鋸歯縁、長さ1〜5cm、幅3〜15mm、両面に単純毛と2分毛が生える。茎葉はまばらで細い。花序は花時に伸びる。萼片は長楕円形、長さ1.5〜2mm。花弁は汚白色、長楕円状へら形、長さ2〜3.5mm。長角果は長線形で、上を向き、長さ9〜18mm、径0.5〜0.8mm、果皮に1脈がある。種子は卵形で、長さ約0.5mm。花期は3〜6月。近年市街地に見られる個体はほとんど帰化した系統である。(日本の野生植物) 学名は、Arabidopsis thaliana アブラナ科シロイヌナズナ属 |
▼2024年3月31日 玉湯町 | 花が開いた。 | |
▼2024年3月27日 玉湯町 | ▼花は開いたものは全く無い。 | |
▼茎葉は小さい。 | ||
▼根生葉はロゼット状 | ▼2分毛が密生する。 | |
▼2019年4月23日 下東川津町 | ||
▼花は直径4〜5mm。 | ||
▼花序は長く伸びる。 | ▼長角果は長い線形。 | ▼長角果は長さ約1.5cm、幅約0.6mm。 |
▼長角果は無毛、幅約0.6mm。 | ▼花柱は長さ約0.3mm。 | |
▼内部に小さな種子が並んでいる。 | ▼未熟な種子は長さ約0.5mm。 | ▼茎にまばらに小さな葉がある。 |
▼茎の下部には毛が密生する。 | ▼根生葉はロゼット状。 | |
▼根生葉は長さ約3cm。 | ||
▼葉には単毛と2分毛がある。 | ▼単毛と2分毛。 | ▼葉の裏面。 |
▼大きなものは高さは約37cm。 | ||
▼2020年3月25日 下東川津町 | ▼基部にロゼット状の根生葉がある。 | |
▼アスファルトの隙間に生えている。 | ||
▼2021年5月8日 下東川津町 | ||
▼2024年4月15日 果実 玉湯町 | 果皮のとれた果実 | |
▼2019年5月6日 果実 下東川津町 | ||
▼果実は細く、長さ約1.7cm。 | ▼種子は長さ約0.5mm。 | |
▼種子表面に微細な網目模様がある。 | ||